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2023年5月の記事一覧

ノリ「あいつはマジで“ヤバい”」横山武史はダービーで頂点まで届くか?

ノリ「あいつはマジで“ヤバい”」横山武史はダービーで頂点まで届くか?

盛り上がりを見せる2023年のクラシック戦線

私の記憶が間違いではなければ、春先まで今年の牡馬クラシック世代は低レベルだと言われていたはずだ。
「スター不在」そんな言葉が飛び交っていたように思う。

それがどうだ。

混戦模様だった皐月賞で豪脚を繰り出しソールオリエンスが勝利。
4角後方17番手から他馬をゴボウ抜きした末脚は、ライバルが止まって見えるほどだった。

さらに直線の伸びる東京競馬場で

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2023年のオークス ゴルシ牝馬、ここで買わなきゃどこで買う!?

2023年のオークス ゴルシ牝馬、ここで買わなきゃどこで買う!?

ゴールドシップといえばGⅠ6勝の実績とともに、とんでもないズブさで騎手泣かせ、気分によっては全く走らないなど、エピソードには事欠かない稀代のクセ馬だが、種牡馬となってからもその個性を存分に発揮している。

ゴールドシップ産駒の2020年~2022年の3年間での芝・平均勝ち馬距離は2,013m。

これは種牡馬の中でも群を抜いて高い数値で、長距離馬を多数輩出した父ステイゴールドの上を行く数字だ(ステ

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吉永みち子『気がつけば騎手の女房』女性競馬記者とミスターシービーの三冠ジョッキー

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V.S.O.P 吉永正人との出会い

そう声を掛けられたのが、みち子と吉永正人の出会いだった。

みち子が競馬専門紙の記者を辞め、タブロイドの夕刊紙の編集に移ったばかりの頃だった。

『日刊ゲンダイ』の新企画、騎手へのインタビュー第一弾として吉永正人とのアポイントメントを取付けたものの、みち子は折からの多忙によって疲れ切っていた。

夕刻、京王東府中駅に着き、車で迎えに来るという吉永を待つ間に、み

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