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FLNは地域ポイント事業をやってるってよ!

こんにちは!FLNの公共チーム・ケンシロウです。
今回はFLNの地域ポイント事業についてご紹介します!!
私たちの会社紹介はこちらから

1. FLNが考える“地域ポイント事業”

僕たちは地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を通して、地域の様々な情報を収集、編集、発信することで地域の方々へそのまちの情報を届けています。
地域の素敵なお店やイベントの情報を届けるだけでなく、実際に足を運んで味わってもらいたい!このイベントの雰囲気を体験してもらいたい!という想いで、2012年から地域ポイント事業を始めました。

そもそも、僕たちは地域ポイントを
"地域の付加価値を見える化し、コミュニティや経済の活性化を目指すための地域内限定で流通・循環するポイント”
と定義しています。

例えば

  • お店のお買い物でポイントがもらえるだけでなく、ボランティアや地域貢献活動などに参加することでもポイントがもらえる

  • ポイントを持って、お気に入り店でお買い物またはNPOや地域コミュニティに寄附をする

などなど、私たちはお得なお買い物ポイントとしてだけでなく、地域経済の循環コミュニティづくりの促進をめざして日々取り組んでいます!

2. 地域ポイントで自治体課題を解決!

地域ポイント事業を行う中で、もっと多くの方々にこの仕組みを活用してもらいたい!と考え、多くの自治体がポイントを活用した制度があることに気がつきました。
そこで私たちの強みである地域密着型の運営体制とメディア運営のノウハウを生かし、現在自治体の抱える課題の解決手法として地域ポイントを活用いただいています。

例えば、住民の健康増進への取組みに地域ポイントが使われています。
健康診断やがん検診の受診への動機づくりにポイントを発行し、ポイントはまちのお店でのお買い物に利用することができます。こうして健康増進活動への参加の動機付け地域経済の循環に貢献しています。

こうしたポイントを発行する事業はなんでもありなんです。健康増進以外にも

  • ボランティアなど担い手の確保

  • 施設利用の促進

  • エコ・SDGsへの取組み

  • 不法駐輪対策

など、様々な事業でポイントを発行することで、住民参加のきっかけを作っています。

貯まったポイントの利用先として、現地のパートナー企業が地域商店や地域コミュニティにアプローチ、まちのお店でポイントを利用することができる環境を作っています。
お店での利用以外にも、公共交通機関の利用にポイントが使えたり、ポイントを寄附することもできたりと、使い道のバリエーションをどんどん広げています。
使い道を増やすことで、発行されるポイントの価値を高めてより住民の事業参加が活発になり、さらに地域を盛り上げることができると考えています!

3.運用しているシステムのご紹介

この地域ポイント事業はQRコードを活用したポイントシステム「yuifill(ゆいふぃる)」を使用して運営しています。
「yuifill(ゆいふぃる)」という名前には人の人との縁を「結」び、その縁が地域内に「満ち溢れ」て(=「FILL」)ほしいという想いを込めています。

過去には非接触型のICカードを用いたサービスも展開していましたが、ICカードの読取り専用端末が必要なため、発行者の負担が大きくなってしまうことが課題でした。
「yuifill」ではスマートフォンにアプリをインストールして、利用者の方のアプリやカードに表示されるQRコードを読み込むだけで利用できるので、導入ハードルを下げることができました。
今後も地域の実情を踏まえながら、サービスをさらに深化させていく予定です!

店舗も利用者もスマホを見せるだけでポイントのやり取りができます

4.私たちが目指すこと

地域のお店や自治体だけでなく、企業や地域コミュニティなど様々な主体がポイントを発行し、様々な使い道を選べる、住民の生活に根付くプラットフォームを目指しています。
ビジネスや自治体から住民へインセンティブとして発行するポイントだけでなく、住民同士でもやりとりができ、住民の互助・共助の支援となるようなポイントの活用を目指して発展していければなと考えています。

地域ポイントについての記事も随時更新してまいりますので、お楽しみに!

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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