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【おすすめアルバム】ONF『POPPING』（2021）

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　もうすぐ8月も終わりですね。今年の夏はいかがでしたでしょうか？今回はどうしても今年の夏が終わる前におすすめしたいONF（以下オネノプ）の最新EPをご紹介します！

ONF『SUMMER POPUP ALBUM [POPPING]』（2021）

　オネノプ（온앤오프、オンエンオフ）は2017年にWM Entertainmentからデビューした韓国の6人組ボーイズグループです。昨年にはMnetのサバイバル番組「Road to Kingdom」に出演していました。

　今回は「夏」に特化したアルバムになっていて、デビューからプロデュースを務める音楽プロデューサー集団MonoTreeとともにメンバーも制作に関わっています。

 　タイトル曲の①「Popping」は冒頭のユニゾンと軽快なフルートの音色が印象的なとにかく爽やかで元気になれるファンキーディスコソングで、②「Summer Poem」はボサノバをベースにさらっと夏に吹く爽やかな風のような疾走感ある1曲。③「Summer Shape」は胸がじんわりと温かくなるジャズバラードでじっくりと6人の歌声を楽しめます。ここまででまったりとアルバムを堪能していたところで④「Dry Ice」を聴くと目覚めます（笑）鋭く突き刺すようなトラックが刺激的な、昨年リリースの「Sukhumvit Swimming」を思い出させるレゲエソングです。ラストを飾る⑤「Summer End」はタイトルの通り今の時期ぴったりのどこか懐かしさのあるシティポップです。

　私の彼らの音楽が好きなポイントのひとつがユニゾンの美しさなのですが、今回も随所で効果的にユニゾンが使われていて、全員でユニゾンしても全くごちゃごちゃすることのない、彼らの歌唱スキルの高さとバランスの良さに改めて感動しました。今年リリースされた「Beautiful Beautiful」で衝撃を受けたアカペラも素晴らしかったのでいつか全編アカペラの曲とか出してほしいな…とひそかに思っています！

↑まさに「口から音源」のこちらの生バンドバージョンもおすすめです！

↑タイトル曲「Popping」が米ビルボードのワールドデジタルソングセールス2位を記録するなど今後の活躍がさらに楽しみなグループのひとつです！

　タイトル曲はもちろん全曲が素晴らしく、リリースされてから何度も通しで聴いております。今年の夏だけでなく、来年もその先もずっと聴き続けたいですし、朝の通勤通学中、暑い昼間、夕方の少し涼しくなってきた頃、夜など、夏のどんな瞬間にも合う5曲だと思います。「夏」というキーワードをもとにディスコ、ボサノバ、ジャズ、レゲエ、シティポップが楽しめるボリューム満点の名盤です！夏が終わる前にまだ聴いたことのない方は是非聴いてみてください！最後まで読んでくださりありがとうございました！


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