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10代最後の週から始める海外大学留学ブログ #3

8月4日(金)

夏授業が終わったので、その期間に中断していた研究を再開した。
中断する前から私が取り組んでいたのは、音響センサーを使って収集したデータを、MATLAB(数値解析ソフトウェア)を使って処理・分析するためのコードだ。
これが自分の思っていた3倍もの時間がかかった。プログラミング力が不足していただけ
大学に入学する前はプログラミング知識がほぼ皆無だったので、工学部の授業が始まってから(ほぼ)初めてコードを書いたり、プロジェクトに取り組んだりした。最初は何がコード内で起こっているか訳が分からず授業についていくのに必死だったが、段々慣れていく内に、少しづつ簡単なコードが書けるようになってきた。

この夏、私を研究生として受け入れてくれる研究室を探していた頃、教授に「MATLABなら少し出来ます」と言ったところ、その教授の研究室にいるphDのメンターさんから、じゃあこれ(上で説明したもの)をコードしてみて!と私のプログラミング力では相当難しい課題を出されてしまった。
必要そうな関数やらをひたすらGoogle大先生に聞きながらコードを書き、メンターの人から求められているグラフを出力する度に
あーでもない

なんか色々違う

こーでもない(絶対おかしい)

なんで塗りつぶされてるの

これだ!!

できた

というような流れで進めていき、今週やっとゴールに辿り着いた。このコード自体、音響センサーから思った通りにデータが取れなかったり、それを解決するために試行錯誤したりとしていた期間もあって、当初予定していたタイムラインよりも完成が相当遅れてしまった。
思い通りにいかない、ゴールが見えない。研究って難しい。それを5年間もかけて行っているphD候補生や、さらに膨大な期間をかけて追求している教授は本当に忍耐が強い人たちなんだなと心から思った。私がやっていることは、側から見れば全く大したことではないけれど、これの何倍も高度なことを長い年月をかけて行っている人たちを見ると本当に尊敬しかできない。

将来アカデミアに進む予定はないけれど、大学にいるうちに、しかも学部1年生から研究をさせてもらえる環境があるのならば、最大限生かさなければならない。私程度の研究に、お金を惜しまず300万円もする機材を買ってくれたり、夏の間の生活費を全て保証してくれたりする環境がいかに恵まれているかを私は忘れてはいけない。

あと1ヶ月研究だけに集中できる期間があるので、少しでも遅れを取り戻せるように来週も頑張ろう。

今週の自炊メニュー

  • 野菜の肉まき、台湾麺(ルームメイト作)

  • カボチャの煮物、キッシュ

  • 豚肉トマト煮込み

  • 韓国風野菜炒め

  • プリン

  • 卵かけ風素麺

今週の思い出

  • コードが完成した時の達成感

  • アメリカに来てから一番美味しい麺のお店を見つけた

今週のトラブル

特になし!笑

一言

プログラミングに対してずっと苦手意識を持っていたけれど、就職のことを考えると(特に機械工学系は)避けることはできないと最近になって悟ってしまった。
この夏休みに勉強しよう、、


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