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口笛男



今回は青春時代の半分くらいを共にしたバンド『FoZZtone』の曲を紹介します。



残念ながら、もう活動していないのですが、僕はまだまだよく聞いています。




口笛男 ー FoZZtone



口笛男が現れて
誰にも見えない体で
美しい冬の朝を
切り裂き消えてゆく

この世の終わりが来たような
悲鳴をあげる自転車で
足早の人々を
らくらく追い越し走り去る

僅かな侮辱と憧れが
マッチの残り香のように漂い
感じた感じたんだよ
光を



冒頭から最初のサビまでの歌詞です。



緩やかに静かに始まり、美しい情景が浮かぶような音と詞でありながら、



ちゃんと歌詞を聞くと、



ボロい自転車に乗り
人目を気にせず口笛を吹いている男が
通勤中の人々を追い越して走り去った

変な人だなと思うのと同時に
そんな自由への憧れが
一瞬の強いインパクトを残して
そこに光を感じてしまう。



みたいな詞である事がわかる。(※個人の解釈で書いています。)



『美しい冬の朝』の『普通に染まった人々』の中に『変な男』現れて、ほんの少し心を揺らしていく。



そんな始まりから、後半に向けて曲自体も盛り上がっていく訳なのですが、



続きは聞いてみて確認してください。



この曲を歌うと、『マッチの残り香のように漂い』のところのリズムが気持ちいいんですよね。



余談でした。



FoZZtoneは他にも沢山好きな曲がありますが、それはまたいつか紹介出来るといいなと思っています。



最後まで読んでくれてありがとうございました。





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