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【詩】 鏡



鏡を見た。




一人の男が現れる。




彼は物心ついた時から鏡を見るたびに現れてくれる。




彼とは一緒に笑い、一緒に泣いた仲だ。




いつも傍にいてくれた存在である。




この男は何なのでしょうか?




この男は本当の僕なのでしょうか?




見るたびに歳を取って、動きも鈍くなり、顔もくたびれて来た。




本当の僕なのであれば受け入れなくてはならない。




だけど、彼の変わっていく姿に心が追いつかないのだ。








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