キラキラしている
光に集まる虫のように、僕達も光に集まる。
富や名声、華やかな業界。
そのような、眩い光を放っているものに惹かれ集まってしまう。
人でもそう、キラキラしている人に群がってしまう。
その光が本物なのか疑いもせずに。
太陽に向かうはずだったのに、人工の光に騙され、道草を食う。
今、目の前にある光は道端の街灯かもしれない。
そんな事を疑うこともなく、目の前の光しか見えなくなってしまう。
そしていつか捕食者に食べられる。
僕達が目指したのは平等に照らしてくれる太陽で、街灯では無かったはずなのに。
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