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東京都立大学MBA入学体験記(転職事情)

今回は都立大BSを修了した生徒の転職事情について、ご紹介したいと思います。

■転職する人は結構多い?
これに関しては一部の修了者から聞いただけなので、サンプル数が少なく、また追跡調査もしていないので、全体傾向は不明ですが、私がたまたまお話を聞けた方5~6名だけを見ると、半分くらいの方は修了直後に(もしくは在学中に)転職をしていました。

転職先は同じ業界内の上位企業へ移籍であるとか、時価総額がうなぎ上りの医療系サービス企業とか、IPO直前のベンチャーに経営陣として参画するなどでした。

また、私と同級生である現役生(M2)のなかでも、既に転職をした方や、或いは転職を検討している方が結構いらっしゃるようです。

MBA修了と転職との因果関係は?
日本の場合、特に国内MBAの修了者は必ずしも転職や昇進で有利にならないような話を聞きますが、少なくとも私が集めた限られた情報からはみなさん、転職によって良いキャリアアップをしているように感じます。

ただし、多忙のなか厳しい入試をくぐりぬけて自費でMBAに通っているくらいなので、ビジネスパーソンとしての能力や意欲がもともと高く、MBA修了以外の要因で転職に成功しているという可能性も考えられます。

いずれにしても、昨今は転職市場も活性化してきましたし、一つの会社でキャリアを築いていくことのリスクも高まってきそうなので、MBAでの学び直しが転職先の企業にポジティブに評価してもらえたり、或いは、修了者自身がMBAという越境経験を通じて、自分や自社を相対化して見れるようになり、転職という新しい越境をおこなうように内的に成長したということも十分にあり得るのかなと思います。

人生100年時代、定年が70歳だとしたら、40歳でもキャリアの1/3を少し過ぎたくらいです。学び直しを契機に私自身も良い変化を遂げられたらと思っています。

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