最近の記事

たわわ論争

まず私の結論は、 ①あのような内容の漫画のキャラを ②日本経済新聞という日本を代表する経済紙に掲載する事は ゾーニングの観点から不適切である、と考えます。 この件につき、 適切である、という意見もTwitter上で拝見しました。 ですから、 まずはそれらの紹介と それらに対する批判から始めたいと思います。 ①について 例1 まず初めに 自称女性の方の (Twitter上で真の性別は分かりづらいので) 「『月曜日のたわわ』のストーリーは肯定しないが、 絵は問題ない」

    • ワキマエータ

      昔々ジャップランドという国に ワキマエータという女性が住んでいました。 当時のジャップランドにおいてさえ 「ブス」という言葉は 女性の容姿をジャッジして 女性の自尊心を削る忌むべきワードでした。 ところがワキマエータは 「私はブスと言われても気にしない」 とホモソクラブに色目を使った 非常に「ワキマエタ」発言をしました。 その結果、 この忌むべき言葉を使う心理的ハードルがダダ下がり、 街で家庭で、学校で、 酷くカジュアルに氾濫する結果となりました。 ワキマエータはこの

      • 余は如何にしてフェミニスト(仮)となりしか。その〜2 幼稚園

        幼稚園には年中から入園した。 驚いたのは、男子園児の粗暴さだった。 年少の頃から幼稚園にいる彼らは我が物顔で乱暴で、そして意地悪だった。 それに対し、女の子たちは優しくて好ましかった。 だから必然的に女の子と多く遊ぶようになった。 私はよく言えば優しい、 悪く言えば弱い性格だったのだろう。 その1( https://note.com/fkz/n/n659e032a3ea0 )で 私は父と母が対立すれば母方に立つ、 といった趣旨の事を書いた。 しかし、母も私の味方ではな

        • 余は如何にしてフェミニスト(仮)となりしか。その1 〜原風景

          「余は如何にしてフェミニスト(仮)となりしか」 という大時代的なタイトルに掲げられた「フェミニスト」。 しかし、フェミニストの定義は人により若干異なる。 誰かにとって、 僕はフェミニストであるかもしれない。 しかしまた、 他の誰かにとっては 僕はフェミニストとして認められないかもしれない。 はたまた、「フェミニスト」という概念を超えた 何者かであるかもしれない。 そんな思いを込めて、「(仮)」をつけた。 この文章を書こうと思った時、 そして実際に書いている今、 僕

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          濃厚接触者日記

          <1月16日土曜日> 1月16日土曜日の21時、 授業を終えた私は今日も無事に1日の授業が終えた喜びと微かな疲労感に浸っていた。 そんな時だしぬけに生徒の保護者から一本の電話がかかってきた。 突然の体調不良、はたまた退会… 保護者からの電話は良くない知らせの方が多い。 だから電話が鳴る度にギクッとする。 さりとて個人経営の学習塾、逃げ隠れできる訳もなく電話に出る。 果たしてその電話は、その後一週間に渡る私的コロナ騒動の幕開けであった…。 「先生、体調にお変わりありませ

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          濃厚接触者日記

          こんな学校あったらいいな

           僕の学校の話を聞きたいのはあなたですか? 分かりました! それでは、 早速僕の学校の紹介をさせていただきます! おっと、その前に自己紹介が必要でしょうか? 僕は巴小中学校6年生で児童会長をしている佐藤光瑠(ひかる)といいます。 それでは、これから一日の流れに沿って、 僕たちの学校の紹介をしていきますね。 〜1時間目算数〜  1時間目は算数の授業です。 今日はどの先生の授業を選択しようか迷います。 前回の確認テストで「中2レベルクラス」の基準をクリアできたの

          こんな学校あったらいいな

          村上春樹「猫を棄てる」感想文

          「いずれにせよその父の回想は、軍刀で人の首がはねられる残忍な光景は、言うまでもなく幼い僕の心に強烈に焼きつけられることになった。ひとつの情景として、更に言うならひとつの擬似体験として。言い換えれば、父の心に長いあいだ重くのしかかってきたものを-現代の用語を借りればトラウマを-息子である僕が部分的に承継したということになるだろう。人の心の繋がりというものはそういうものだし、また歴史というのもそういうものだ。その本質は<引き継ぎ>という行為、あるいは儀式の中にある。その内容がどの

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          村上春樹「猫を棄てる」感想文

          コロナの夜明け

          数年前、僕は勤務していた会社から独立した。 そんな頃、Windows7のサポート終了に伴い パソコンの買い換えが必要になった。 サラリーマン時代は仕事のソフトも Windows ベースで動いていたから自宅用パソコンもWindows ベースの方が何かと都合が良かった。 しかし!独立後はその制約も無い。 何てったって自由なのだ! わしゃフリーじゃきーの! 独立によって新しい世界に挑んだように、 パソコンのOSも新しいOSにワクワクしてみたかった。 たかがOS、されど

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          ポールのコンサートで残念だった点について

          とはいえ、 「ポールのコンサート」自体は完璧で 「残念だった点」なんて存在しない。 残念だったのは…観客のマナーの悪さである。 先ず、コンサート中にスマホいじってる奴らが気に障ったね。 コンサートの暗闇の中スマホの明かりが灯ると、周りの客も気が散るぜ。 もしかしたら、それはとても重要な案件だったのかもしれない。 でもそうじゃないとしたらお前らただのスマホ・ジャンキーだぜ!?   ポールのコンサート約2時間30分、約150分、約9000秒。 一生の中でポールと共有できる貴

          ポールのコンサートで残念だった点について

          Second Paul ♡

          ポールのコンサートは2回目だ。 正直、怖かった面もある。 1回目の感動が並外れて大きかったから。 「聖なる一回性」とでも言うべきか、 その時の感動を真空パックにして一生の思い出にしておくべきか迷った。 何故なら人は慣れてゆく生き物だから。 新幹線代・宿泊代(私は地方住みなのだ)を払って行って その2回目の感動が惰性だったなら… それを危惧していた。 しかし、結果的にそれらの危惧は全くの杞憂だったといってよい。 1回目より2回目の方が 激しく泣けた、嗚咽するくらい (J

          Second Paul ♡