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「自分のため」に着る服。

いつも楽しみにしている服の展示会があって、そこで注文した服が届いた。Y.M.Walts(ワイエムウォルツ)のワンピースだ。

これまでに3回展示会に行き、1回目はブーツを、2回目はコートとワンピースを、そして今回は2着のワンピースを注文した。冬は毎日のようにブーツとコートを身につけていたし、ワンピースは気分を上げたい時にいつも着ている。すごく派手だとか明るい色ではないのに、不思議とエネルギーが湧いてきて、気付いたら元気になっている。
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友人からも「なんかいいね、その格好」と言われることが多いので、いい気になってついつい着てしまう。(なんかいいねって最高の褒め言葉かもしれない。)

秋の展示会の時、どんどん服を試着してテンションが上がっている私に、Y.M.Waltsディレクターの八尋さんは「周りの目を気にして着る服じゃなくて、自分のために着る服、だよね。」と言ってくれた。

一瞬ぽかんとしてしまったけど、意味がわかった瞬間に、ほんと!そうですね!と深く共感した。

自分の感覚を一番において、「テンションが上がるかどうか」「好きだと思えるかどうか」「楽しくなるかどうか」という理由で選んだ服は、自分のものだ、という感覚がする。逆に、周りから見て変じゃないかな、どう思われるかな、と無駄に気にしているときは、着ている服も、もちろん自分自身も、なんだか元気がない。

Y.M.Waltsを好きな理由はたくさんあるけれど、そのひとつが「自分のために着る服」だと思えるからだ。

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不要不急の外出は控えるように、という要請の中で、家にいる時間が増えた。誰にも会わないのだからと服や身だしなみを適当にすることもできるけど、どうもそれだと調子が上がらない。仕事も集中できない。冴えない。どうやら適当すぎても、勝手にうまくいく訳じゃないみたいだ。

そんな時に手に取りたいと思うのは、自分のテンションが上がるものだった。もちろん外に出かける時に身に付けたいものもあるけれど、家の中にいたってハッピーな気持ちになれるかどうか、が身に付けるものを選ぶ基準になった。もちろん、Y.M.Waltsのワンピースは着るだけで日常が少し特別な気分になるし、化粧だって今の方が丁寧にするようになった気がする。それに普段はしないネイルがいかに自分の気分を上げてくれるかを知った。

きっと、自分がわくわくするかどうか、好きだと思えるかどうかを軸にして選んでいけば、そんなに間違った方向にはいかないんだろうなと思う。

自粛するとか周りに気をつかうとか、行動が制限されることが多いけれど、せめて心の中は自由でありたい。だからこそ、自分が喜ぶかどうかを忘れずに、いろんなことを選んでいきたいなと思った。

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