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XF23mm f1.4を買いましょう【作例あり】

 毎回ポートレート写真を無言で載せ続けていますが今回は、作例も含めて自分が好きなレンズ「XF23mm f1.4R」の話をします。
 これを見てXF23mm f1.4Rを欲しいと思う人が増えてくれたら良いなあと思います。

 写真ではライカ型のフード付いてますが、これは純正のでなく、amazonで買ってつけています。こっちの方が個人的にカッコ良いです。

①寄り、引きのバリエーションが多い

 ポートレートではよく換算85mmや50mmが使われますが本レンズは35mmです。85mmや50mmは確かに歪みも少なく、ボケの量も多くなりますが、狭い範囲を切り取ることになり、写真は単調になりがちです。

 換算35mmは寄り引きのバリエーションが豊富です。

換算35mmを手にしてから様々な撮り方ができるようになった気がします。換算35mmでポートレートを撮ると、寄る時少し歪みが出る、、、なんて声もあるかも知れませんね。でもそこが好きです。次の章で。

②遠近感が、距離感近め・臨場感ありなポートレートに

 なぜポートレートに85mmや50mmが使われるかと言ったら、歪みが少ない=顔が歪まない、顔を小さく見せることができる、ということでしょう。確かにそれらの焦点距離を使えばそう言った「きれい」な写真が撮れるでしょう。
でも自分からしたらつまらないんです。遠近感があるからこそ、その場の空気感の表現につながると考えています。「距離感が近い」と感じるのに程よい焦点距離が35mmだと考えています。

手の届く範囲に被写体がいる、そんな絶妙な距離感が自分にとってちょうど良いです。最高。

③逆光の捉え方

 XF23mm f2 WRという同じ焦点距離のレンズも使ったことがありますが、線が太く、逆光の捉え方も自分のしたい表現に合わず微妙だったのでf1.4の方に買い替えました。

 f1.4の方は逆光をふんわりと捉え、線も細くより繊細な描写になっていて、ポートレートとは相性が良いように思えます。

④おまけ KENKO blackmist no.1との組み合わせ

 最近このレンズと組み合わせてと使うことが多いです。光が拡散してよりふわっとした雰囲気になるフィルターです。時折フィルムで撮ったかのような柔らかさで写ります。
 ポートレート的には、肌が滑らかになることや、髪の毛の黒い部分も黒つぶれせずにコントラストが感じられるというところで恩恵を感じています。
明るいところよりは、暗いところ、特に影と光のコントラストがある場面で使うと効果的でおすすめです。

ブラックミストについてはこちらの記事も↓


 撮影の9割はこのレンズを使っています。富士フイルムの中でも結構初期のレンズだったと思うのでAFは速いとは言えないかも知れませんが、X-T2で使っていてあまり遅いと感じません。X-T3、T4など新しい機種ではさらに使いやすくなると思います。
 これらの作例を見て使ってみたいなと思った方が少しでも居てくれたら良いな、と思います。

↓こちらでもxf23mmの,作例を数多く載せています。

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