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将来の夢なんでなんでもいい気がする…だって進む中で変わっていくんだから…

「ファッションデザイナーになる!」
という夢に見せかけた鎧を被せて、東京に逃げてきた私は、まんまと「試験無し」という3cmぐらいの低いハードルを超え晴れて、東京モード学園に入学!

前の投稿を参照して頂くと繋がります。

ここもラッキーなのか計算ずくなのか…
評価はまたまたいいところに収まっていました。

しかし!世の中は甘くない…

小学校の時に身につけた脳の回転の遅さと、集中力のなさは20歳になっても健在…
皆んなと同じ道を同じ努力していくと、また遅れをとり評価を下げていく。
専門学校時代はたかが3年なので落ちても3年分!
入学の時のラッキーなアドバンテージがあったおかげで、最終評価はあたり…

「できるのにサボったね…」ぐらい

そんな私を社会のチームエリートが採用する訳もなく、ちゃんとアウトサイダーな面白い会社が採用してくれた…

80年代半ば、時はDCブランドが倦怠期を迎え、セレクトファッションの時代へ、ビームスなどがファッションと雑貨、サザビーなどが雑貨とファニチャーなどデザインも多様なアイテムに向けられて行った時代でした!

夢はファッションデザイナーになると言った鎧をまとい、デザインの勉強をした事はその後大きく私の力になりました。

ファッションデザインを専攻したけど、応用は効きます。
構造がわからないとデザインができません。
私のお爺ちゃんが大工さんだったので、小学校から帰ったら毎日お爺ちゃんの現場にいて、家がどんな仕組みで作られているのかなど、物には仕組みや構造がある事をその頃から知ってましたね…作れはしないけどw

西武百貨店が、ファッションの「シード館」(バーニーズニューヨーク的な)を作り、次に雑貨館として「ロフト」を企画するって噂があり、私がいた会社が企画から参加させていただきました。
西武百貨店のチームと渋谷公園通りの山手教会(地下にジャンジャンというライブハウス)の地下にある暗い事務所で怪しい集まりをしながら構想を立てている中に参加してましたね…
そこにいた担当の安藤さんは今やロフトの社長になりました。

20代は雑貨の雑貨デザインに明け暮れてました。
食器が好きだった私は、名古屋や岐阜の窯元へよく行っていました。

食器のデザインや企画をしていく中で、サントリーの飲食事業部から「レストランの食器作れないか?」とのオファーがあり、勿論お受けしました。

ここが私が飲食関係に流れていくターニングポイントになった

初めてフードコーディネーターと試食会しながら食器をデザインしたのが始まり…
たくさんのお店の食器などをデザインしていく中で、気がつくと飲食店に関わるいろいろな事をデザインさせていただきました。

30歳で自分の店を出したくなり、出会った仲間がイタリア料理をやっていたので、イタリアンレストランを開業。

20年で5店舗のオーナーとして50歳で引退するまで忙しい毎日を過ごしていましたね!
今でも4店舗が健在…全員開業スタッフなので、もういい歳です…老眼鏡かけながら魚の骨抜きしてます…笑

私の仕事の話は別の機会に書こうと思います。

私が夢を決めた理由は?
高校卒業して社会に出ると中学生時代のエリート連中に合流する事になるので、そこから逃げる為ちょっと好きだったファッションを理由にファッションデザイナーを目指す事を夢とした。 

夢なんてなんでもいいよね!だって変わっていくんだから…

間違っていただろうか?……私の人生。

ファッションデザイナーになると決めた。
     ↓
雑貨デザイナーになった。
     ↓
飲食店のデザイナーになった。
     ↓
飲食店経営者になった。
              ↓
店の内容を決めたのは一緒に組んだ人がイタリア料理やっていたから…

夢の種類は変わっていったけど、一つ一つの「目的」に向かって切磋琢磨してやってきたよな〜

夢とは?「目的」?


「週末は沖縄に行くのが目的」って言うと今週末に必ず沖縄に行くイメージ。
「週末は沖縄に行くのが夢」って言うと、いつか毎週末に沖縄に行けるようになりたい!ってイメージ。

と言うと…「夢」というより「目的」と言った方が着実に叶えられる可能性が感じられるのか?…
「夢」は時間軸を曖昧にできて未来への希望がある。w

「パイロットになるのが目的」って言うとなんが夢がない…笑
           ちょっと言葉遊び…

夢は探すものじゃない…
すぐ横にあるからそれに決めて始めてしまおう〜

私はそうしてきた…

夢を選ぶことより、夢(目的)に向かって進む力が大切…

上手くいかなくも登ってきた階段は降りてはいけない!降りたら本当の失敗に向かうだけ…
階段の途中の踊り場から別の夢(目的)に通ずる連絡通路が必ずある!

次は夢の見つけ方書いてみますね…

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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