見出し画像

【生存2.0】刺激依存症患者/平凡を愛するということ

※この有料記事は「stand.fm」にて無料で音声化しています。

刺激依存症

僕は平凡が好きなんです。これはかなり昔から。小学生くらい小さい時からだったと思います。というのも、僕は生まれがすごい山に囲まれた田舎なんですけど、もう本当になにもないんです。住宅地の他には学校や病院、最低限のスーパーくらいしかない田舎。でも、僕はとにかくそれが好きでした。


今になって、なぜ何もない田舎を活発な少年はそこまで愛したのかと考えた時、答えは単純で「圧倒的な平凡」がそこに存在したからなんです。何もない。何もないというのは「刺激的なものがない」という意味合いが一番近いのではないかなと思う。食べるものも生活環境もあるけれど、刺激物は確かになかった。


ここから先は

657字

¥ 100

沖縄おいで~