誰から買う?の鎌倉モデル
鎌倉が好きで2020年はめっきり鎌倉を活動拠点にしている私です。
鎌倉という地域はなぜこんなに過ごしやすいのか、考えてみました。
先に断っておくと、これは私の半径10メートル以内の私の体感する鎌倉のお話です。
これを読んで気になった方はぜひ、みなさまそれぞれの鎌倉を探しに来てみてください。
サービスは受けるだけ?
例えばコーヒーを買うときに、どうやって買いますか?
好きなコーヒー屋さん、チェーン店、コンビニコーヒー、いろいろあると思います。
それを選ぶ時になにを基準に選んでいますか?
味?値段?ブランド?一緒に売ってるお菓子?
それを作っている人・売っている人で選んだことはありますか?
誰から買うか
鎌倉で気付いたことは、飲食に限らずサービスを選ぶときにそのサービス、モノ単品で選んでないことに気づきました。
それを提供してくれる人はどんな人か、そのコーヒーを作ってくれる人はどんな人か、それを通じて相手とどんなコミュニケーションがとれるかな、を考えて選んでいることに気が付きました。
※大好きな尊敬する友人のケーキを食べに※
もちろん美味しい、安いという評価もありますが、それよりも「〇〇さんのお店に行こう」という消費の選択のシーンがよく見られます。
これが私にはとても心地が良いです。
例えば、今、いろんなお店でモーニングメニューが流行っています。
かわいいパンケーキ、おいしそうなカフェラテ、インスタ映えするメニューを見て「いいなぁ」とは思います。
しかし私はとても朝が弱い。朝は死んでいる。なので昨今流行りの朝活は全て最初から諦めきっていました。
しかし、鎌倉で知人が朝食屋さんを始める、と聞きました。
モーニング、ならぬ「朝食屋さん」です。なんか、いいでしょ。
これまでいろんなコーヒー屋さんでコーヒーを淹れてきた知人が、自分のお店をやる、というのです。その話を聞いて、私は心で、応援したいなと思うと同時に単純に、この人の作る朝食を食べるのはいいな、と思いました。
起きれた
今週末は知人がついに朝食屋さんをオープンするのだ、と、私が開くわけでもないのにワクワク。
そしてその日、朝起きて私は知人の朝食屋さんへ行き、食べたこともない美味しい朝食と、また同じようにお祝いに駆け付けた別の知人との至福の朝時間を過ごすことができたのです。
知人からのサービス、で溢れる街
こうして私は知人が始めたサービスを受けて、素敵な朝食を食べられる生活が始まりました。
これ以外にも、自分のホームページを作りたいと思ったときに鎌倉に住む知人にお願いしたり、身体が痛くて整体を受けたいと思ったときは整体師のママ友にお願いしています。
私は鎌倉に来たのは最近ですが、このように周囲の人が商売を始めたり新しいサービスを作り出すので、それらで満たされる生活になります。
※鎌倉のアーティストと一緒に指輪も自分で作れちゃう、そう鎌倉ならね※
正直、チェーン店は最近ほとんど行っていません。
鎌倉にチェーン店が少ない理由はこれもあるかもしれないですね。
ストーリーがあると人生が彩られる
東京で働いていたころは、便利で安いものを身の回りに並べていました。
大量生産・大量消費される衣服や食料、家具や食器なども、常に最安値を探していました。
それらのモノやコトを買う時にどんなやり取りがあったかは思い出せません。そういったモノが家の中にたくさんあって、思い入れもありませんでした。
今、鎌倉で買ったモノやサービスに囲まれていて、それら一つ一つにあるストーリーが私の人生を彩ってくれています。
どのコーヒー屋に行くかの選択だけで、毎度一人の人生を語ることになる生活が、とても楽しいです。
(お店や作り手さんの話をしすぎて本題を話す時間がなくなったりするのもいつものこと・・)
※大好きなワッフル屋さん、行くといつも彼女たちの人生を聞ける※
みなさんもぜひ鎌倉に来て、私とストーリーを創ってくれませんか?
お待ちしています!
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