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3月28日(木):教科書のデジタル化が加速

先般の日経新聞には「中学用教科書大半にQRコード デジタル化が加速 動画・音声、理解の助けに」と題した記事がありました。

文部科学省で行っている2025年度から中学校で使う教科書の検定に付随して、新しい教科書では100点中97点に音声や動画などのデジタル教材を再生する2次元コード(QRコード)が掲載されているといいます。

教科書のデジタル化が進む背景は全国の公立小中学校に1人1台の端末配備が進んだことが大きく、その端末の活用を前提とした教科書づくりが加速した形です。

我が家の子どもたちも4月からは中学1年と小学4年になりますが、GIGAスクール構想で現在では普段の授業でも当たり前にタブレット端末を使い、学習や課題の提出、資料作成などをしています。

そういった状況を目にしていると紙の教科書にデジタルコンテンツを加えていくのは必然だなと思います。

やはり紙媒体だけでは表現しきれない量を用意することができるし、質の面でもデジタルだからこそできるものもありますからね。

教科書に近いデジタルコンテンツということでいえば、私が目にして非常にワクワクしたのが科学系雑誌「Newton」の電子版です。

今は休刊になってしまいましたが、その当時にデジタル版を初めて目にした時には紙媒体では表現しきれない動画や解像度の高い画像などに大人ながらに胸が躍った記憶があります。

良い歳をした大人であってもスゴイ映像や画像から受けるインパクトがあるぐらいだから、それが子どもであればなおさらです。

教科書の内容について理解の補足をするのはもちろんですが、できることならば、その世界への興味関心を掻き立てるものでもあってほしいですね。

紙とデジタルを組み合わせていくことで得られる情報、刺激は格段に増していくでしょうから、子どもの学びに上手く役立てられていけば良いなと思っています。

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