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【第1571話】「質問をしない」のは何故か?
こんにちは。小川です。
最近ふと感じたことを。
昔入社してしばらくの間、元社長から「お前たちは質問をしない」ということを頻繁に言われていました。
質問をしないから成長しない、疑問に思うことでそれを解決していくことが成長、ということで質問をすることは大切であって、質問をしないことは成長に繋がらない、という意味なのだと後々になって解釈をしました。
それはその通りだと思います。
今は質問できるようになっているので質問の大切さは重々承知しています。
話が変わり少し前から新しいことを学んでいる私なのですが、学んだ当初は全く質問すら出ません。
疑問に思うことすらなく教えをそのまま「そうなんだー」と納得して理解をしてしまうだけです。
これは新入社員当初の私と同じことです。
では別のところでは質問できるようになったにも関わらず何故新たなところでは疑問が生じないのか???
私なりの答えが一つはその分野での知識がなければそれをそのまま受け入れるしかないということです。
思考を巡らせるにもそこに材料がなければそれすらも出てこないのはあると思います。
もう一つは単純に思考力がないということです。
考える力がなければ教えを分解して解釈することも出来ませんし、それであれば鵜呑みにするしかありませんのでこれも質問は出てきません。
入社当時の私はこの要素が強かった気がします。
更にもう一つはこんなこと質問して良いのだろうか?という遠慮や恥ずかしさの部分です。
こうした精神的な部分も大きく要因していると思います。
3つ目は何でも質問して良いという雰囲気を作り、それを伝えればある程度解消できることですが、1つ目、2つ目はどうしても時間は掛かりますし、勉強と努力が必要になりますから鍛錬するかによっても変わってきます。
つまり質問をしないことが問題なのではなく自己鍛錬(知識力向上と思考力向上)をしないことによって質問が出てこないのでそちらに問題がある、ということですね。
そして初めは質問するだけの知識がないのでその時にそれを求めるのはなかなか難しいということです。
新たに学び始めたことも本当に最初は知識がないので質問が出ませんでしたが、3か月もすれば思考力はある程度備わっているので知識がついてきた頃には質問が出るようになりました。
今回は「質問をしない」に対しての私の見解でした。
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