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7月14日(日):教育コンテンツとして「シムシティのすすめ」

先般にはゲームの「桃鉄」が教育版として機能をアップデートさせ、学校の授業で活用されている旨を記し、それとあわせて他にも教育の現場で使えそうなコンテンツとしてシムシティなどを取り上げていました。

そこでシムシティを紹介したこともあって、プレイステーションPlusで探したところ、「シティーズ スカイライン」があったので、それをダウンロードして少しばかり市長として都市運営をしてみました。

まずは道路を整備して、区画の用途を決め、生活に必要なインフラである電気や水道を整備していくことで、徐々に人口が増えてきます。

ただ、人口が増えていく過程で教育の場が必要になるので、学校を建設したり、医療の面で病院を建てる必要があります。

そのあたりを整えていくと、さらに人口が増えていって2,000~3,000人の規模になってきますが、そうなると治安が悪化して犯罪が生じてくるので警察が必要になり、さらには突発事案に対象する消防署なども整備しなければなりません。

そして人口が増えていくと、今度は雇用の問題が出てくるので働き場所としての産業を活性化するわけですが、そうなると騒音やゴミの問題が出てきます。

これらを解消するには区画を整理したり、ゴミの集積場の整備が必要ですし、それらをまかなう電力網も拡充が必要です。

人口が増えてきて、少し安定したなと思ったら、今度は年齢を重ねて亡くなる方が出てくるので、火葬場や墓地を建設していかなければ、住民の不満がたまって人口が減少に向かってしまいます。

さらに、この先で人口が増えていくと交通の面では渋滞が発生してくるから、公共交通機関を整備する必要も出てくるでしょうね。

そんなこんなで都市を発展させて人口を増やす、というプロセスでは様々な事柄が密接に関係しあっていて、それらを上手くバランスさせながら整備していく必要性が感じられます。

中学1年の息子が少しばかりプレイをしていましたが、地方自治や都市運営を学ぶにはシムシティやシティーズはやっぱり良いコンテンツだなと思いますね。

あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たず、といった二律背反するものがあり、そこに財政面での制約要因があるから、そのなかで自分なりの考えに基づいて優先順位をつけ、意思決定をしなければなりません。

誰もが簡単に判断を下せるようなベストな選択肢が見えないなかで、自分なりの答えを模索して意思決定をする、そんなことが疑似体験できるのが良いんじゃないかと再確認した次第です。

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