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7月20日(土):雑誌「BRUTUS」、「夏はSF」特集

先日に書店を歩いていて、ふと目に留まったのが雑誌「BRUTUS」でした。

今月号の表紙が「夏はSF」と題した特集だったからです。

私自身は「SF(サイエンスフィクション)」がすごく好きなジャンルかと問われたら、そうでないような気もします(笑)

でも、SFの要素を含んだ作品(映画など)によって、それを観る以前と以後とで少しだけ世界の捉え方、感じ方が変わる作品が多い印象です。

メジャーなところでいえば「マトリックス」をはじめ、ノーラン兄弟の「インセプション」、「攻殻機動隊」などなど。

そして何より一番身近でSFに触れる機会でいえば「ドラえもん」でしょうね。

自分が子どもだった時のSFの入口でいえば、間違いなくドラえもんがその役割を果たしていました。

そして大人になった現在も我が家の子どもたちがドラえもんを好きで、アニメや映画をよく見ていたから、付かず離れずSFがそこにあったような気もします。

最近は映画などの作品だけでなく、ビジネスの領域でも「SFプロトタイピング」のアプローチが用いられる機会も増えてきました。

SFの豊かな想像力をビジネスに活かすべく、科学技術の進歩を含めて柔軟に未来像を描き、そこから時間軸を巻き戻す形で新商品や新規事業を立案していくような流れです。

SF的な発想をする意義は従来の延長線上から一旦離れ、想像力によって意図的に思考の枠組みを広げるアプローチができることでしょう。

SFは画面の中の「見る」だけの世界ではなく、そのエッセンスを活かして自分も「考える」ものと捉えると、より身近になる面はありますね。

冒頭に記載した「BRUTUS」では400作ものSFが紹介されていたので、特集のメッセージ通りにSFに触れる夏にして、そのエッセンスを汲みとるのも良いんじゃないかと思った今日この頃です。

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