5月28日（日）：コミュニティやカルチャーにも寄与するセミナー＆イベント

このところはコロナの5類移行を機に自社が運営するフィットネスクラブの各店舗でイベントやセミナー等を本格的に再開をし始めたので関連のことを記しています。

昨日も触れたように座学や実技のセミナーであれば日常のレッスンや指導だけでは伝えきれない部分を補足したり、お客様の健康リテラシーの向上に寄与して機能面を補完できます。

また各種イベントでは楽しさやつながりを生む場になり、クラブが提供する情緒面の一端を担います。

基本はあくまでも日常でのレッスンやサービスになりますが、そこにプラスαをされるセミナーやイベントがあることで、クラブに幅や深さがもたらされるのは確かです。

それと同時に、こうした場があることでクラブ内でコミュニティが育まれ、そこからクラブのカルチャーも形成されていきます。

私たちはフィットネスクラブなので、メインはあくまでもお客様の身体をより良く変えていくことではあるものの、会員制の「クラブ」であることを考えれば、プラスαの余白の部分も大切です。

セミナーやイベントはプラスαとしての周辺価値ではありますが、それがあることで中核価値の身体を変えることや健康習慣を維持してもらうことに還元されていくので、今後も大事にしたいと思っています。

また個人的な話でいえば、これらセミナーやイベントは私が多くのお客様と接することができる有意義な場でもあります。

トレーナーの皆であれば毎日のように顔をあわせているお客様ですが、社長である私はいつも同じクラブ、同じ現場だけにいることはままなりません。

そうしたなか、これらのセミナーやイベントの日には多くのお客様とお会いして言葉を交わすことができます。

それは私にとっては非常に有難いことです。

お客様から直接お話を伺うことでお客様の近況を知ることができるし、会話の内容からクラブの状況なども見えてきたりしますからね。

その代わり私もこれらの場へ赴くにあたっては丸腰ではなく必ず事前の準備をします。

具体的には参加されるお客様の名簿に目を通し、お会いしたことがないお客様であれば会員管理システムで顔写真を確認したり、トレーナーに話を聞いてお客様情報を得てから場に臨みます。

各クラブのお客様情報が混在しないように自分の頭のなかでアップデートするのは難儀ですが、お客様のことをできる限り理解をしていたい、という気持ちは自分がトレーナーだった頃と何ら変わりませんね。

この後も各クラブでのセミナーやイベントが続くので、私もそうした場ヘ足を運んでお客様との接点を増やしていきたいと思います。