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11月20日(月):映像を使ったフィードバックの効用

本日はスクール制の小型フィットネスクラブを運営する自社の話を少しばかり。

今月末に実施予定の全社員研修に向けて、このところは各クラブで行われているレッスンの動画を繰り返し見ています。

研修の場では、これまでも繰り返し映像を用いて振り返りをしてきましたが、映像を上手く活用できればその効用は大きいですね。

まず撮影をすることの良さは自分を客観的に捉えらえれるメリットが一番です。

スポーツの世界では映像を使ったフィードバックが一般的に行われている通りですが、私たちのような接客やトレーニング指導にも、その効用を当てはめることができます。

自分では「このようなイメージで接客・指導をしている」と思っていても、それが客観的に見た時や受け手にとっては別な形に映っている、というのは誰しも例外なくあるものです。

私でいえば学生時代にサッカーをしていた時も、自分のプレーの感覚と客観にはギャップがあったし、トレーナーになってからのカウンセリングや外部で行うセミナー等で自分が話している姿には、やはりギャップはありますね。

だからこそ自分自身の現状を正しくつかんで、そのギャップができるだけ小さくなるように埋めていくことは大切です。

また映像化をする別なメリットの観点は共通認識を作りやすいことです。

接客や指導に対して「●●を意識した接客がいい」、「■■なアプローチは改善したほうが良い」、などと言葉でそれを説明しても、人によっても認識や受け止め方には大きな開きがあります。

でも、映像として「同じものを見て」、これは「良いケース」「改善が必要なケース」、と定義していくことで共通理解がしやすくなっていきます。

その他、映像にしておくと自他の比較がしやすいこともありますね。

例えば今回のレッスン映像でいえば、小型クラブのマネージャーたちは何気なくレッスンをしているようでいて、しっかりと基本を抑えながら接客や指導に「幅」と「深さ」があります。

若手社員であれば、自分のレッスンと対比しながら、どういった部分に違いがあるのか、その違いはどこから来ているのか、そのような観点でレッスン映像を見てもらうと、そこから得られるものもあるはずです。

明日も関連の話を続けます。

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