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11月21日(火):フィードバックに映像を活用する際の注意点

昨日はスクール制の小型フィットネスクラブを運営する自社の話題で、社員研修に付随したレッスン動画に触れましたが、本日もその続きをもう少しばかり。

映像化をするメリットは非常に大きく、昨日にも記載をしたように自己の客観視や共通認識の形成、自他の比較など、その効用は多岐にわたります。

だから映像は使える範囲で積極的に活用するのが望ましい、というのが私の基本的なスタンスです。

その一方で映像を使って有意義な研修やスキルアップにつなげるには注意すべき点もあります。

それは動画の特性に起因した部分で「情報量が多いこと」です。

流れている動画の画面内には様々な人が映っていたり、音声なども混在していて、単純なテキストベースのプレゼン資料などと比べると、そこに盛り込まれている情報量は比較になりません。

それゆえ映像を的確に捉え、そこに映る光景を解釈するべき観点を持つかどうかが大事になります。

それを持たずに漠然と動画を見ていても、強く印象付けられそうな一場面ぐらいが記憶に残るだけで終わってしまうことも少なくないでしょう。

だからこそフィードバックや分析に映像を活用する際には、あえてフォーカスすべき部分を言葉で規定するなど、見るべき部分を絞り込むことも大切になります。

スポーツの世界ではこれまで以上に映像を使ったフィードバックや共通理解の形成が行われていますが、その際にはテキストを加えて補足をしたり、タグ付けして編集するなどの見せ方、編集の仕方もポイントだったりする通りです。

今月末に実施予定の研修でも、改めてレッスンでポイントになる部分と重ね合わせながら、動画を通じて振り返るべき視点を明示していければと思っています。

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