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6月2日(日):次世代の審判育成も整うJリーグ

週末なので昨日に続いてサッカーの話題をもう少しばかり。

昨日はスポーツのストリーミング配信を行うDAZNで今シーズンから始まった新番組「Jリーグ審判レポート」のことを取り上げました。

こちらはJFA(日本サッカー協会)審判委員公認という異色の番組で、サッカーの試合におけるレフェリングにフォーカスをしたコンテンツです。

第2回ではVARによるオフサイド判定が主たるテーマでしたが、それとあわせて「審判の育成」といった内容も盛り込まれていました。

現在Jリーグでは審判交流プログラムの一環で、海外のトップリーグでレフェリーを務める方を招聘するなどしています。

こちらは日本の審判員やインストラクターの国際経験を積むため、2008年より海外のサッカー協会や連盟と「審判交流プログラム」を提携して行っているものだといいます。

選手の海外移籍といった話はメディアにもよく出てきますが、審判の育成やそれに伴う海外でのレフェリングといったことはほとんど目にする機会はないので、何年も前からそういった取り組みが行われていたのをはじめて知りました。

また同番組内では既に現役を退いた審判の方がゲスト出演していましたが、そうした方々はJFAのなかで審判の育成を担うインストラクターの任についているようで、これらの状況を見聞きしながら日本サッカーの健全な発展が感じられました。

Jリーグの誕生から30年を経て、Jリーグの第一線で審判を務めた方が次世代の審判育成に携わる循環ができ、さらには審判も海外へ出てレフェリングを学ぶ機会があったり、反対に海外から審判を招聘して審判のレベル向上を図る仕組みが構築されているわけですからね。

選手や指導者の育成はもちろんのこと、審判の育成まで、次世代育成に向けた整備が整っているのは、日本のプロスポーツの中でもサッカーが屈指でしょう。

スポーツであっても企業であっても、また芸事でも同様ですが、何の世界でも次世代の育成、後進が育ってこそ継続性が保たれるので、そこがしっかりと機能しているのは素晴らしいことだと感じます。

選手、監督、審判などそれぞれの面で海外のトップと伍していけるようになれば、日本サッカーのW杯での躍進も夢じゃないと思います。

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