韓国旅行記②~美を求め、街へ繰り出す小娘~
さて、韓国旅行2日目。
1日目は下記からどうぞ!
この日はあいにくの雨。
予報で分かってはいたけれど、いざどんよりとした空を目の前にするとテンションが下がる。ちょろいな、私。
しかしどんなに雨が降っていようと今日はソウルまで繰り出さなければならないのだ。
その理由は後ほど・・・
ちなみに友人宅は京畿道(キョンギド)というところにあり、ソウル市外である。ソウルまでは地下鉄で20分もあれば着く。
東京23区内外みたいな感じかな?
この日の目的地は江南(カンナム)。オッパ、カンナムスタイル♪のあのカンナムである。
東京でいう表参道のような場所で、若者やおしゃれなお兄さんお姉さんでいつもにぎわっている。
そして朝9:00に向かった最初の目的地はこちら。
メイクアップスタジオ!
美容大国韓国。インスタでよく見ていた「メイクさんにメイクをしてもらって大変身」をやってもらいたいとずっと思っていたのだ。
ここでも友人の力を借りて、お手頃かつ口コミのよい「Jholic」さんを予約。
いろいろなプランがあったが、約13,000円のヘアメイクコースを選んだ。
おもしろいことに、なりたい顔ごとにコースが分かれていて、「アイドル」「強いオンニ(お姉さん)」「整形」…とたくさんの選択肢があった。
改めてメイクは絵画だな~と感じた。
(というよりトリックアートかも)
席に案内され、座ると…
これは……夢………?
いまから私はアイドルですわよ、と謎の切り替えをした。
「肌が熱を持っているので先に鎮静パックしますね~」
はい……涙
前日、友人に借りたメイク落としを使ったら、肌が荒れてしまった。いつも使ってるものを日本に忘れてきた自分を恨む。
仕上がりの希望を伝えられるほどの語力はないので、友人に翻訳を頼みながら手際よく顔面を作り上げてもらう。
みるみるうちに荒れた肌が均一につるっと仕上がって感動…
手順はいつも自分がやるメイクとさほど変わらないけれど、丁寧さが段違いに違う。自分じゃ絶対にできない。
丁寧、でも瞬時にその人に合うツールを判断して手際よくのせていくプロの技、終始自分の顔から目が離せなかった。
1時間半後、顔面、頭髪ともに完成。
つけまつげもつけたのに、ちゃんとナチュラル!なんで!すごい!
メイクをする方なら共感いただけると思いますが、メイクがうまくいくと1日中気分がいいのです。きょうも韓国楽しむぞ~!
朝から何も食べていなかったので、とりあえず腹ごしらえ。
(その前に、韓国式プリクラでかわいくなった自分をしっかりと記録。)
無性にタンスユク(韓国式酢豚)が食べたくて、適当に見つけたお店へ。
そうそう、このサクサクの揚げ物に甘酸っぱいタレ。
韓国式チャンポンと一緒に完食。
※アイドルなので太りません。
ご飯→カフェの定石に捉われすぎている私たち、1日目につづきカフェを巡る。
ここは雰囲気も食べ物も最高によさそうだったけど満席だった。
ここで旅行記①での発言を撤回いたします。
気を取り直して、次の候補へ。
先ほどのカフェが薄暗くてムーディーだったのに対して、こちらは陽当たりよく、中も広々。ゆっくりできそうでよかった。
ここで登場人物が増えます。
大学時代、留学生ボランティアをしていたときに出会った韓国人の友人②。
彼女と会うのは5年ぶり。初対面のきもち。
友人①と②は文字通り初対面だが、①は快く会うことを承諾してくれた。この2日間、彼女の寛容さに感謝が止まらない。カムサハムニダ。
この5年でお互い社会人になり、彼女にはステキなお相手ができていた。
いまは大学院で学び直したいんだよね、という彼女の話を聞きながら、人生だ〜なんてありきたりなことを思い、自分がこの5年で何をしていたか考え直す。
いろんな選択をしたけど、後悔はひとつもない。
各々食べたいものを選んで3人でシェア。
ここも昨日行ったところと同じくドリンク600~700円ほど。
食べ物は300~400円くらい…だったはず。
その後どんぴしゃな洋服屋さんを見つけて、爆買い。ウン万円使ってしまって頭を抱える。でもさ、こういうときのためにお金を貯めてるんだから、たまにはいいよね。
夜ご飯を食べよう。
え?もう?
めちゃくちゃ洋服選んでました。
軽めにポッサム(ゆで豚)を食べようということで、来たのはこちら。
観光客皆無だ、いいね。
(筆者は観光客のいない場所に行くと喜びます。)
この茹で豚をサンチュと一緒に、にんにく・テンジャン(味噌)・唐辛子・浅漬けキムチをお好みで包んで食べる。
揚げ・焼きが多い韓国料理の中、数少ない罪悪感少なめグルメだ。
友人宅へ戻り、軽く飲み食いしてるときに「2^e」の話になった。
韓国語で2は「イ」、eと同じ発音なので「2の2乗」「2のe乗」「eの2乗」「eのe乗」聞き分けられる?と読み上げてくれた。
???
一生使わないからいいや。
〈おまけ〉
つづく
↓火葬業ではない。
↓満席で諦めたカフェ
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