3年ぶりの海外 韓国旅行記①~歩きまくり、食べまくり~
写真をよく撮るのだが、その割に自分で見返すのみで、写真たちがかわいそうなので旅行記でも書いてみようと思う。
3年ぶりの海外、というタイトルにしたが実際に行ったのは去年の今頃、2023年3月。
大学で出会った韓国人の友人が帰省するタイミングで、しかも実家に泊まっていいよ〜とのことだったので行かない理由オディエヨ(どこ)?とノリで韓国行き決定。
海外は3年ぶり、韓国はじつに5年ぶりだ。ワクワク。
宿泊費はかからないので、飛行機はあまりケチらずいい時間を選んだ。行きはアシアナ、帰りはZIPAIRで56,000円(高っ)。
早めに空港へ行ったのでチェックインはすんなりと完了したが、見たこともない検査場の長蛇の列…たぶん30分は待ちました、人間観察タイム。
海外へ行くときは外地の航空会社を選びたくなる。飛行機に乗った瞬間からなんとなく向こうにいる気分になれてお得な感じがするの、どなたか分かってくれますかね…?
韓国、着いたよー!
こっちのイミグレもなかなかの列…そして9割日本人。同じ飛行機に乗ってた人たちだからそりゃそうか。
入国後は友人の最寄り駅まで行く必要があり、「仁川からバス出てるよー」とのことだったので韓国4回目にしてはじめての高速路線バス体験。
カウンターへ行き、拙い韓国語で行き先を伝える。
「美金駅に行きたいのですが…」
「12:20発とその次は12:40発だけどどうしますか?」
通じたー!聞き取れたー!
Wi-Fiを借りる時間を考えて遅い方にした。(今思ったけど、なんでSIMにしなかったんだろう…)
韓国人、相手が少しでも韓国語できるぞ!となったら割と容赦なくべらべら話してくるので、勉強になってありがたい。
約1,110円、所要時間約1時間。
乗り換え含め2時間かかる地下鉄に比べたら、かなり楽。
しかも座席がマッサージチェアのようなふかふかさ!路線によるかもしれないが、乗客(全員韓国人)も数人でストレスフリーでした。オススメ。
そして友人と合流して彼女の実家にお邪魔すると、なんとなんとオモニ(お母さま)がご飯を作って待っててくれていた涙
左側にある白い物体、これが本当においしい。
ドドリムックという、どんぐり粉で作ったお餅で、もち米のお餅ほど重たくなく、かといってこんにゃく・寒天ほど蛋白すぎない、なんとも表現しづらい食べ物。
一度近くの韓国料理屋で食べて感動し、それを友人に伝えたところ振る舞ってくれました涙
オモニ「ずっと鍋を混ぜなきゃいけないから作るの大変なのよ〜」
はい、お母さま。ドトリムックは作るのが大変、一生覚えておきます。
私の欲望を叶えてくださり本当にありがとうございます。
それにしてもドドリムック、日本であまり見かけないけど新大久保とかで売り出したら絶対売れる。チーズハッドク、トゥンカロン、10円パンに並ぶ次のブームはドドリムックです、異論は認めません。
遅めのお昼のあとは市街地へ繰り出し、ぶらつく。
バスに乗ったとき乗客が私たちだけだったので、マスクを外して話していたら運転手さんから「マスクしてくださいねー」とひとこと。
このときの韓国は、外でマスクなしの人は多いものの、公共機関ではつけていないとちょっと浮く感じだった。
韓国きたらやっぱりカフェだよね、ということで「Brim Coffee」へ。
店内は広々としていて、中にはガラス張りのフォトスタジオ、植物、文房具を売っているスペースもあり、隅から隅までおしゃれが詰まっていた。
頼んだのはロールケーキ、オレグラッセ(手前)と……忘れた…。
オレグラッセは少し甘めだったけど、全部おいしくてほっと一息つけました。
価格帯は600~700円くらいで、日本のカフェと大差ない印象。でも個人的に当たりのお店は韓国の方が多い気がする。そしてなんといっても混んでいなくて快適。カフェ大国だから人が散らばっているのかな。
「ご飯は何時も美味しく食べなければならない」「空腹は最高の調味料」という信念のもと歩きまくり(この日の歩数16,000歩)、夜は本場のコプチャン(ホルモン)を食べたい!という私の要望を叶えるために友人が見つけてくれたお店へ。
価格帯はこんな感じ。
どの部位も2,000~3,000円ほど。
ちなみに左側には「最初の注文時コプチャン3人前で、ハツ1人前サービス」と書いてあります。
2人でコプチャン3人前もな…と思い断念。
焼いたり切ったりは全部おばちゃんがやってくれます。
脂の多い食べ物が得意ではない(キャパが少ない)私ですが、ここのホルモンはぱくぱくいけた!全く臭みがなく、あっさりとしてる。ビールに合う〜
最後におばちゃんがバターの染み込んだ食パンを持ってきて「焼くよ〜」と言いながら、脂の残る鍋で焼き始めた…どうしよう……悪魔の食べ物が出来上がる………
うま……… 〜〜Fin.〜〜
帰り道にカフェに寄ってお口直しのドリンクを。韓国ってカフェが遅くまでやってていいよね。
友人宅へ帰宅し、アボジ(お父さま)にアニョハセヨ〜と挨拶をするとオモニが「夜食、食べる?」とチヂミを作ってくれた。
もう、韓国の母と呼ばせてください。
この生マッコリがすごくおいしくて買って帰ろうと思ったけど、飛行機で爆発するかもしれないので簡単には持って帰れないみたい。残念。
(ネットで調べたらタオルをぐるぐる巻きにしてラップでがちがちに固めて持って帰っている猛者がいた。すごい、愛の力。)
キッチンに大きい冷蔵庫が2つ並んでいて「こっちはキムチ専用だよ」と見せてくれた。
おぉ!話には聞いていたけど本当にあるんだ。
韓国ではどの家庭にもあるらしい。
普通にホテル滞在していたら経験できなかったことだらけ、大満足の京畿道dayでした。
つづく
〈おまけ〉
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