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取り組んでいること

前回のブログで具体的な今年のチャレンジが書けずに終わってしまったので、今取り組んでいることを紹介します。

部活動指導員養成学校

去年の後半ぐらいから以前からお知り合いだった日本部活動指導協会さんと一緒に始めた部活動指導員を増やしていく養成学校開設のプロジェクト。主に代表が進めている案件です。

そもそも部活動指導員ってなに?

部活動指導員は、部活動の技術指導や大会への引率等を中学・高校で行うのが「部活動指導員」です。これまで部活動の指導・大会の引率や管理を担当するのは学校職員のみでした。文部科学省は2017年より「部活動指導員」を制度化し、「学校職員」として位置付け、部活動の運営を安定的にすることと同時に、教員の負担を軽くすることを目指しています。ですが、はっきりまだまだ教員現場としてこの制度が機能してません。実際にどれだけの人が部活動指導員とこの日本にいるのか、各自治体も把握できないですし、そもそもこんな制度知らないっていう教員の方も多いですし、一般の方にも広まっていないのが現状です。各地域で教員の知り合いの紹介で学校現場に導入されている学校もありますが、普及できてません。そこで、すでに外部指導されていて部活動指導の研修ノウハウがある協会さんとうちが5年部活動現場で取り組んできたノウハウを掛け合わして、部活動指導員の普及と検定を発行して、そういった人材を取り囲んでいこうという狙いです。
あと数年もすれば、教育機関の中の部活動という立ち位置から外部へぞくぞくと委託していく流れになると思います。そのタイミングで指導できる人材をネットワーク化されていれば、大きな流れに乗れるはずなので、その為の先行投資として取り組んでいます。2020年4月には教本も出すことが決まってますし、毎月部活動指導養成学校のセミナーもスタートしてるので、徐々に力を入れていきたとところです。

部活動指導員にご興味があれば、ぜひ下記からお気軽にご相談ください。

お問い合わせ先:http://omorey.com/lp/school/

キャリア教育プログラム

これも昨年から力を入れ始めました。これまでおもれいにジョインして約5年高校部活動の活性化やサポートをメインしてきました。関わってきた高校数も500校以上、部活生徒数も2万人を超えた段階で、去年ぐらいから自分の中で少しモヤモヤが残ってました。生徒に対しては将来のことを考えるきっかけ作りという位置付けでは提供できてるけど、

その先はどうなの?何か変わった?一人一人を見ることは教員ではないので、難しいけど本当に今伝えないといけないことや取り組むべきことって他にあるんじゃないかって考えるようになりました。これからの時代という観点からすれば、「予測不能といわれる時代」と騒がれています。色々なところで言われてます。

<VUCA>
Volatility(変動性・不安定さ)
Uncertainty(不確実性・不確定さ)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性・不明確さ)

例えばこういった事って教育現場でしっかり浸透されているかというと疑問を感じますし、恐らく学校のトップ校長先生の考え、教育指針によってはかなりのバラつきがあるんじゃないかと思います。それも都心部以外の地域に行けば行くほど考え方の格差は広がっている現状です。

まずはこういった様々な要素で生まれる「選択格差」「機会格差」をなくして少しでも高校生のキャリア教育を現場の教員の方と一緒に良くしていけたら最高だなーと思って、民間でキャリア教育をしている講師や企業と連携し、高校生のキャリア教育プログラムを作って提供していこうという動きを新たに始めました。少しずつ各高校から依頼も頂き、講演・ワークショップもスタートしていっています。学習指導要綱も変わる動きにある中、今本当に取り組むべき内容や教育指導の促進をしていけたらと思います。

これもご興味あれば、ぜひ宮内までお気軽にお問い合わせください。下記、資料も添付してます。

なんか告知みたいになりましたが、こういう行動にいたったのもこれまで高校生の部活動現場を起点に教育進学業界と関わってきたからこそです。

わがままに自分らしく生きる力

もっとこういうことを伝えていければいいですね。

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