スキをもらう事が目的になってない?

こんばんは。
初めて間もないですが、想像していたより多くの方に読んでいただけているようで大変うれしく思います。

そこで今の私を狂わせる悪魔、
「スキ機能」について考えたいと思います。

心を惑わせる悪魔、その名は「スキ」

noteにはいわゆるイイネ、スキ機能がついています。
読んでくださった皆さんが読んだという意思表示や、共感したという思いで、ポチッと押してくださっている事と思います。

これがクセモノなんです。
特に日本人には。

スキを押された私は「あっ、私の考えが誰かに認められたんだ」と当然、嬉しくなります。
駄文とはいえ、考えて、推敲して、
読み返して投稿している文章は「私そのもの」なのです。

それが誰かに、どうして押したかはどうであれ、押される事は自分そのものが認められたと感じれるのです。これが嬉しくないのは普段から褒められている非凡な才を持つ方か仏です。

気付いたら自分の考えを世に出す事が目的ではなく、
いかに共感され、スキを稼げるかネタを探し始めるのです。


Youは何しに日本へ?という番組をご存知でしょうか。
空港で外国人に取材して観光を密着取材する人気番組です。
内容を見ると、日本の技術の高さや精神の崇高さに感動する外国人を通じて、日本の素晴らしさを感じることができます。

この番組の心理的作戦は
視聴者の最上位属性である「日本人」あるいは「日本」の素晴らしさを強調する事で、その一部である視聴者の存在が素晴らしいものであると(無意識的に)感じ(錯覚)させる事にあります。

要は、日本人アゲをして、視聴者の心もアゲているわけですね。

そうすると、認められ、なおかつ目に見える称賛に飢えている日本人はだんだん、心が惑わされていくのです。

最初は強い想いで何かを伝えようと思った人達が、
認められ、褒められ、崇められた途端、依存症状が現れるのです。

すごくきれいに何かを伝えようとしている人でも、
イイネ機能が無くなったら、それでも本当に投稿し続けるのでしょうか?

それほど日本人の「他者から認められたい」という欲求は根強いのです。

なぜ日本人はそんなに他者から認められたいと思うのでしょうか。
明日、私なりの考えをここに書きたいと思います。

皆さんは自分の行動を振り返ってみて、
本来の目的や成果を置いて、自分が少しでも光を浴びて、褒められるように仕組んだことはないでしょうか?

(まぁこれでこの記事にスキが貰えたら私も喜んじゃうんですけどね)


それでは。





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