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ギリシャ 前編 2019 09 #4

2019年6月ごろ、昼下がりの退屈な講義中、「夏休みどこ行こうかな~」と考えているときにこんな記事をFly4Freeで見た。

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エミレーツのHKG-DXB-ATHの往復で$450というなかなか条件の良いチケットで、ギリシャ旅行を夏休みの一人旅にしようと決めた。行ってみたいところは山ほどあるが、基本的にはエラーチケットやセールを見つけてから場所を決めるのが、僕のスタイルである。

旅程を色々考案した結果、アテネ2泊→サントリーニ1泊→ミコノス2泊で行くことに決めた。メテオラもそれなりに魅力的であったがアテネから日帰りで行くのは難しいため今回は見送った。大概の遺跡は遠いのが難点である。

そして9月初めの夜、成田からジェットスター(GK023)で香港へ向かった。恒例とも言える沖止めから搭乗して、4時間半のフライトで到着。うとうと寝たり、日本にいる間にamazon primeでダウンロードした「名探偵コナン」を観たりしていた。現地時刻は0時でちょうど空港の店舗が閉じようとしていたところだった。24時間空港でも離着陸のない深夜帯は店が閉じる。ドバイに向かうための便(EK387)は7:50出発のため、この日は空港泊をした。トイレで手早く着替え、歯を磨き、コンタクトを外して準備完了。スマホ、モバイルバッテリーの充電をしながら、軽く休んだ。次回、HKGで空港泊することがあれば、プライオリティパスのラウンジでゆっくりしたい。

朝焼けとともに空港が騒がしくなり、チェックインの時間になる。チェックインエリアは長蛇の列で、荷物を山ほど抱えた中国人が並んでいた。これは満席だろうなーと思って、チェックインを済ませ、制限エリアで軽食を取った。ゲート前のガラス張りから見える、朝から雲が立つ香港の景色は素晴らしかった。

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少し遅れて搭乗が始まった。HKG-DXBはエミレーツにとって主要路線の一つであり、加えて朝の便となるとA388でも満席になった。8時間の長旅で満席は疲れるなあ、と思うが仕方ない。なんせセールだったのだから。

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2回の食事以外は映画「翔んで埼玉」を観たり、音楽を聴いたり、読書したりして時を過ごした。ドバイには40℃超えの真昼間に到着。トランジットのため外に出る機会がなかったのは残念なことであるが、どでかい空港を散策だけでも楽しかった。歩き疲れたところで、ゲート前の冷房の効いたソファでくつろいでアテネ行きを待った。

16:20発のEK103は香港線と打って変わってガラガラ。搭乗率は30%ほどでA388の2-4-2の真ん中4席を使えた。5時間程度のフライトではあったが、ほとんどフルフラット状態で寝ることができた。乗客が少ないため、エコノミーでも乗務員の対応がよく、何杯もワインを勧められとても気分よく寝た。9月のアテネ便はバカンス終わりとは言ってもこれほど乗らないのかと少し驚いたが、快適なこと申し分なく20時に夜のアテネに到着。バスに1時間ほど揺られてホテルに着いた。

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東京からの長い移動が終わり、明日はアテネ観光に繰り出す。どんなルートで回ろうかなと思っていたら、既に夢の中にいた。


次回はギリシャ中編、アテネ観光についてつらつらと書こうと思います。

ありがとうございました。



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