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人の薦めには素直に従う


2023年5月21日(日)朝の6:00になりました。

賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり。

どうも、高倉大希です。




昔から、本や映画が大好きです。

本や映画は、こちらの都合なんてお構いなしに、新たな世界を見せてくれます。


わたしたちは、理由をもとに動きます。

おなかが空いたから、ごはんを食べる。

テストがあるから、勉強をする。


はじめる理由、やめる理由。

挑戦する理由、諦める理由。

理由の種をまき、理由を育て、理由を食べながら生きています。


学びの基本は、そうした間を「またぐ」ことにあります。そこから、知るべきことや教養が生まれるんです。例えば、政治と音楽です。まったく関係がなさそうに思えますが、またぐことで見えてくるものがあります。

大事なことは何かと何かの「あいだ」にある』松岡正剛さんの発言より


基本的にそれらの理由は、「いまの自分」から生まれます。

「いまの自分」と繋がっているところにしか、理由は生まれません。


つまり、意図して「理由」から離れなければ、「いまの自分」の外側にある世界には出会うことができないわけです。


ただでさえ、AI がレコメンドしてくれる世の中になりました。

新しいものに出会っているように見えて、それらは「いまの自分」の延長線上にあるものです。


そもそも、コミュニケーションとは、わかりあうためのものではなく、わかりあえなさを互いに受け止め、それでもなお共に在ることを受け容れるための技法である。

ドミニク・チェン(2022)「未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために」新潮社


だから、人の薦めには素直に従うようにしています。

興味があるかないかは、関係ありません。

「いまの自分」の判断基準とは異なる基準の中で、行動してみる機会です。


薦められたものを手に取って、いまいちピンとこないこともあります。

それもまた、人の薦めに素直に従ってみたからこそ得られる発見です。


ぼくがもっと大事だなと思うのは「うまくいくかどうかまったくわからない。むしろたぶん失敗するという中でも、とりあえず無理やり足を踏み出してしまう意味不明な勇気というものをどうもつか」ということじゃないかと思うんです。

令和4年度バンタン卒業式」成田悠輔さんの祝辞より


いまは、日曜日の朝6:00。

平日がやってくるまで、まだまだ時間は残っています。


お薦めの映画は『トゥルーマン・ショー』です。

みなさまのお薦めは、コメント欄へ。






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