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生姜焼きでさようなら
2023年4月14日(金)朝の6:00になりました。
FOR THE SOPHISTICATED PEOPLE
どうも、高倉大希です。
3月27日の放送をもって、5年つづいた「Creepy Nutsのオールナイトニッポン」が最終回を迎えました。
これまでの放送を振り返るわけでもなく、感動のお手紙を朗読するわけでもなく。
「STOP THE エモ泥棒」を訴えて、通算252回の放送に幕を下ろしました。
DJ松永が「通常放送です。きょうほど、意味のない日はないから(笑)。なんにもつながらない。ひとりの新規も獲得する必要がない」と冗談交じりにチクリ。R-指定も「内輪だけがグッとなるやつやからな」と笑わせると、松永が「やじうまとエモ泥棒」と続け、2人で「STOP THE エモ泥棒」を訴えていった。
3月31日の放送をもって、40年つづいた「タモリ倶楽部」が最終回を迎えました。
これまでの放送を振り返るわけでもなく、感動のお手紙を朗読するわけでもなく。
生姜焼きとピーマンの醤油煮を作って、通算1939回の放送に幕を下ろしました。
予定では3品作るはずだったが、収録が盛り上がり、2品に。タモリは「タモリ倶楽部、全部収録を大爆笑のうちに終了」と笑いながら「予定としては、ここでホロリとするようなあいさつが入るんですが、台無し(笑)。40年間、本当にありがとうございました。みなさま方の支持のおかげで、ここまでくることができました。感謝しています。お疲れ様でした」とあいさつした。
最終回は、感動を促すような演出をしなければならない。
コンテンツに囲まれて暮らしているわたしたちは、自然とそう考えてしまいます。
誕生日は、盛大に祝わなければならない。
送別会は、涙を誘うムービーを作成しなければならない。
クリスマスは、恋人と過ごさなければならない。
結婚式は、両親に手紙を書かなければならない。
多くの人が気付いていることを僕だけが知らないということがよくある。(中略)「生まれ方も死に方も選べないけど、生き方は選べる」ということに僕が気付いたのは最近のことだけど、それもみんな当然のことだと知っていたのだろうか。
本来は「そうすることもできる」であったはずのことが、気づけば「そうしなければならない」に変わります。
「そうしなければならない」が増えれば増えるほど、わたしたちの暮らしは窮屈になっていきます。
STOP THE エモ泥棒。
生姜焼きで、さようなら。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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