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前を向いた陰キャは強い


2023年1月21日(土)朝の6:00になりました。

ボンネット開けまくり。どうも、高倉大希です。




できない人は、できない人の気持ちがわかる。

よく耳にすることばです。

一理あるとは思いますが、ぶっちゃけ気持ちは二の次です。


どちらかと言うと、大切なのは理論化です。

「できない」から「できる」になるまでの過程を理論化できるかどうかです。

これができれば、他者と共有することができるのはもちろんのこと、ほかの分野にも転用することができるようになります。


だからきっと「はじめから自然にできてしまうこと」はどこかで頭打ちをむかえます。

変化の差分がないために、なぜそれができるのかを理論化することが難しいのです。


そう考えると「できないこと」は、大きな可能性を秘めています。

軽薄に聞こえてしまうかもしれませんが、事実として伸びしろしかありません。


芸能界は想像と違った。強大な陰キャの勢力がある。
同じことを言っても陰キャの方が説得力や信頼が生まれる。
若林さんが明るかったら、M-1いってないと思う。

「あちこちオードリー」2022.3.2 コットン西村さんの発言より


いわゆる「陰キャ」は「できない」の塊です。

他者とのコミュニケーションがうまくとれない。

まわりに合わせて上手に笑えない。

どうして、自分はこんなにも「できない」のだろう。


鬱屈とした暗い時間を過ごします。

ときには、斜に構えて批判的な態度をとってみたり。

ときには、自分じゃなくで世の中がわるいんだと被害者になってみたり。

「できない」をエネルギー源にしながら、どうにかこうにか生き延びます。


自分を車だとすると「なんでみんなよりも速度が遅くて、燃費もこんなに悪いんだろう?」って、自分のボンネットを開けてずっと見てきたのよ。

だからいま、他人の車が気になってしょうがないの。「この人の車はどういう構造になってんだ?」って。

「あちこちオードリー」2022.10.26 若林正恭さんの発言より


だからこそ、前を向いた陰キャはとてつもなく強いです。

弓を強く引いた分だけ、矢は勢いよく飛んでいきます。



斜に構えて批判的な態度をとってきたからこそ、悪例がわかります。

被害者面をしてきたからこそ、思い込みの危険性がわかります。

「できない」をよく知っているからこそ、「できる」の価値がわかります。


自分でコントロールできるものが増えると、きっと生きやすくなります。

前を向いてしまえば、こっちのもんです。





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