BRICS、新たに6カ国が加わる
■BRICSの新しい仲間
・Brazil
・Russia
・India
・China
・South Africa
これら5カ国で形成されていたBRICSに、新たに6カ国が新規加盟し、全11カ国になった。
新たに加わったのは、
・Saudi Arabia
・Egypt
・United Arab Emirates
・Argentine
・Iran
・Ethiopia
これにより、11カ国のGDPは世界全体の37%を占める事となり、人口も世界全体の46%まで増えるようだ。
■産油国の加盟
予想していた事ではあるが、OPECのサウジアラビア・アラブ首長国連邦・イランが加わっているところが非常に興味深い。産油国を囲い込んだ事で、天然資源の豊富さが更に増してきた。
という事は、もしかしたら?????
石油取引するのに米ドルで決済しなくて済むかもしれない。
↓
ペトロダラーが崩壊する可能性。
↓
米ドルの支配が解ける。
↓
米ドルが基軸通貨ではなくなる。
こんな流れになっても不思議ではなくなった。
産油国、とくにサウジアラビアの加盟は非常に大きな意味を持つ。
■安倍晋三が遺したもの
BRICSやGlobal Southの中心にいるインド。
産油国の中でも、ペトロダラー崩壊のカギを握るサウジアラビア。
これら二国と強い外交を展開してきた首脳が、地球上にたった一人だけいた。
安倍晋三である。
インドとは、日米豪印戦略対話、二つの海の交わりの演説、セキュリティ・ダイアモンド構想、自由で開かれたインド太平洋を通じて絆を強めてきた。
(RCEPに加わってくれれば完璧!)
サウジアラビアとは、「Saudi-Japan Vision 2030」の設立を決定し、強く結ばれた戦略的パートナーシップとなった。
これがあったればこそ、石油市場に環境変化が生じても、日本は石油を比較的安定的に供給できているというわけだ。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/middle_east/sa/sj-visionoffice/introduction2021.pdf
BRICSが面白い胸熱展開になってきた!
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