見出し画像

事業再構築補助金の2次公募、申請がスタート!

こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。

前回記事で事業再構築補助金やものづくり補助金の今後の事業計画の作成やキャッシュフロー経営、遺言書作成、PDCAサイクルなどについてお伝えしてきましたが、今回は事業再構築補助金の2次公募の速報をお伝えしたいと思います!

(前回記事もご参照ください!)




1.2次申請が5月26日9時からスタート!

事業再構築補助金の2次公募について、システム申請のスタートが、5月26日から始まりました!

画像1



https://jigyou-saikouchiku.jp/


申請締め切りが7月2日ですので、ここから約1か月の期間となります!

1次公募の採択結果は6月中旬に公表予定です!

6月中旬の公表ということですので、申請締め切り(5月頭)から約1か月半の審査を経て公表されるということですね!

そのため、2次公募では1次公募で不採択となった人でも再度申請することができることから、

敗者復活戦の意味合いもあるので要チェックです!


2.事業再構築補助金公募要領の主な変更点1:事業計画書のページ数

2次公募に向けて、変更になった箇所は、事業計画書のページ数についての記述(公募要領24ページ)です。

(旧)事業計画書の具体的内容については、審査項目を熟読の上で作成してください(電子申請システムにPDF形式のファイルを添付してください。以下、1~4の項目について、A4サイズで計15ページ以内(緊急事態宣言特別枠は計10ページ以内)での作成にご協力ください。
(新)事業計画書の具体的内容については、審査項目を熟読の上で作成してください(電子申請システムにPDF形式のファイルを添付してください。以下、1~4の項目について、A4サイズで計15ページ以内(補助金額1,500万円以下の場合は計10ページ以内)での作成にご協力ください。


補助金額1,500万円以下の申請の場合は、事業計画書を10ページ以内で書き上げることが求められています。

補助金額1,500万円なので、緊急事態宣言特別枠の申請者もこれに含まれています。

注意が必要なのは「補助金額1,500万円以下」という表現です!

設備投資や販促費など、補助金の対象となっている費用に2/3をかけた金額が1,500万円以下になる企業のことを指します。

なので、投資の総額ではありません!

また「以下」という指定ですので、1,500万円きっかりの場合は10ページに収めないといけません。


3.10ページだと表面的なことしか書けない・・

今回、なぜ10ページという制限が補助金額1,500万円以下の申請者だけに求められるのかという理由は明らかではありませんが、

審査負担の軽減かもしれませんし、電子申請時にサーバ負荷を軽減するためかもしれません。

「書かせすぎだ」というクレームが政治家もしくは申請者もしくは省庁内からあったのかもしれませんが、そういった内情は推測するしかありません・・・。

しかしこう定められたからには、10ページ以内に収めなければなりません!

公募要領では「作成にご協力ください」という書きっぷりであり、10ページを超えたからといって即不採択になるわけではなさそうですが、審査員に与える心証を考慮に入れたら、10ページ以内に収めたほうが確実です!

審査員によっては「なぜ10ページ以内という指定があるのに守らないのか?」と気に障る人がいるかもしれません・・・・・・。

10ページに収めるといっても、記述が要求されていることが軽減されるわけではありません。

要求されている記述事項をもうらしつつ、10ページに収めようと思うと、必然的に記述事項あたりの内容が薄くなりますし、

15ページでもかなり端折らなければ書けないのに、おそらく10ページだと、審査員に納得感を与えられるほどの具体的なことは、

相当書きづらいのではないかと考えられます!


また、緊急事態宣言特別枠は今回までという情報もありますので、注意が必要です!


最後までお読みいただきありがとうございました!

次回は事業再構築補助金の2次公募要領について、引き続きお伝えしたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?