見出し画像

フィンランドへ大学院留学をした経緯


2020年9月からフィンランドに大学院留学をしているまりこです。

フィンランド留学を通じて学んだこと、日々生活していて思うことを綴っていこうと思います。
深夜ラジオを聞いているような感じでゆるりと読んでいただければ嬉しいです。

最初は留学を目指した理由、経緯をお話ししようと思います。
留学するために準備した具体的ことなどはまた別の回で紹介します。

■簡単な経歴
日本人、20代後半女性、転勤族であちこちで育つ。(関東、関西、シンガポールなど)シンガポールでは日本人学校にいたため、そんなに英語は話せない中途半端な帰国子女。私立の大学の経済学部を出て、小さな外資系ベンチャーに勤務。仕事内容は大変ながらも、お客さんや同僚に恵まれ、楽しく働いていました。

2018年10月 本当の出会い
元々アートやファッションに興味があったのですが、美術館に行ったり、雑誌を読んだりしているだけでした。
ただ、社会人4年目の時にふと『芸術の売り方』という本を手に取り、Art Management(芸術関連の施設や組織の管理運営を学ぶ)という分野を知りました。それからその分野を学びたいな〜とぼんやり考え始めました。合わせて、社会人4年目になりこのままでいいのかなと、この先の人生を考えるタイミングでした。

■ 2019年4月 留学を決意
色々調べ、かつ仕事の経験から自分にはArt education(アートをどのように教育に落とし込むかを考える)の方が合うなと思いました。Art Managementはギャラリーに勤めたい人やキュレーターの人が多く行く学部で、私には少しギラギラしているイメージでした。
調べると日本にはArt Educationを学べる大学院は少なく、海外留学を考えはじめました。

2019年6月 どこの国に行くか
Art Educationを英語で学べる場所を調べると、フィンランド、イギリス、アメリカの大学院が候補に上がりました。アメリカは学費が2年間で1500万円近くになるので諦め、フィンランド、イギリスに絞りました。フィンランド1校、イギリス3校を受け、
フィンランド1校(Aalto University)、イギリス1校(University of Warwick)に受かりました。

そこまで器用ではないので働きながら大学院留学の勉強の両立は厳しいと思い、大学院留学コンサルティングに、候補校の選択エッセイの添削などは依頼していました。労力と時間をお金で買った感じです・・・。

2020年3月末 フィンランド?イギリス?どっちにいくか  
直前までどちらの国にいくか迷いました。学費・生活費の合計は同じくらい。
Warwickは、世界ランキング62位。レベルの高い大学院で切磋琢磨して学べるが、1年間で修士論文を書くのは相当大変。時間内に卒業できない可能性が高く、プラスで学費がかかるかもしれない。学部の学ぶこともCreativityを豊かにするための政策を考えたりと少し幅が広い。
Aaltoは、世界ラインキング127位。
2年間のプログラムでじっくり国ことを知りながら学べる。Art Educationの分野でのプロジェクトマネジメントスキルを学びながら、インターンや北欧間での交換留学もできる。

教育に力を入れていて、世界的にも高い評価を受けていて、
今のご時世、オンラインラーニングを取り入れていて、学びたいことがドンピシャだったこと、
旅行者として行った時も肌感覚とても合うなと思ったことから
フィンランドに決めました。

Warwickへの入学回答締め切りが、Aaltoの合格発表日に間に合わないため、
Warwickには£500(約7万円)の合格権利をキープするためのデポジットを支払っていました。学生相手に世知辛いな・・・さようなら、7万円・・・。でも7万円以上にフィンランドを選んだ価値があったと既に思えています。またその理由も綴っていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?