「離婚後の暮らしを整える」サービスを、僕がやる理由。
こんにちは、FINKICKの藤原です。
2022年から、個人事業として「離婚後の暮らしを整える」ためのサービスを展開しています。
ようやく、「なぜ、自分が離婚関連のサービスを提供するのか」の理由が自分の中で確立されたので、道を見失った時の未来の自分宛の手紙と思って書き残すことにします。
離婚の市場に目を向けたきっかけ
色々と、サービスを提供するまでにきっかけ自体は多くあったのですが
決め手となったのは、ユーザーインタビューでした。
実際に離婚を経験されたシングルペアレントの方5名にお時間をいただき、離婚するまでに困ったことや、離婚をしてから苦労されたことをヒアリングさせていただきました。
驚いたのは、5名に共通していた苦悩が多く見られたことでした。
まさに文字通り「口をそろえて」という状態。
世の中に、その問題を解決するサービスがなかったので、世の中への貢献もできると思いサービス提供をスタートしたのがきっかけでした。
その「共通点」とは
ずばり、冒頭で書いた通りの「離婚後の暮らしを整える」部分です。
世の中には離婚するまでのサービスは多くあります。
浮気調査をしてくれる探偵探しや、離婚に強い弁護士を探すサービスなど。
言ってみれば、世の中的には「儲かる」サービスです。
ちなみに、僕自身は「儲かる」ことは悪だとは思っていません。
市場から価値を見出されて、その結果お金として価値が見えるようになっているだけだと思っています。
一方、離婚後の部分でいわゆる「儲けている」会社がパッと見当たりませんでした。
NPO法人などで、サポートしている法人はあったものの営利目的で運営して、大成功している会社が見当たらなかったのです。
インタビューをさせていただいた5名に共通した「離婚後の暮らし」の悩みにを解消するために、営利目的でサービスを提供して、その利益を使ってより良いサービスを提供しようと考えました。
自分がやらないといけない理由がわからなくなった時期がある
サービス提供を進めてから半年以上が経った頃
「世の中の役に立てているとは思う。その証拠に利益も出ている。ただ、自分がやる必要があるのかがわからない」
という状況に陥ったことがありました。
なんなら、つい最近までずっと悩んでいたことでした。
どこまでいっても離婚はセンシティブなことなので
「人の不幸で飯を食いやがって」と言われたらどうしよう
と思っていました。
今思うと、この市場に踏み込む覚悟も、継続する覚悟もなかったのだと思います。
自分自身が離婚を経験したわけでもない。
本当の意味で、苦しみを理解できないままサービスを提供することに後ろめたさのようなものがある感覚した。
なんなら、この事業を早く手放したいとさえ思っていました。
多くを救おうとするからダメだった
結論から行くと、自惚れていたからこそ、「自分がやるべきか」という悩みが出てしまったのだと思います。
僕は、このサービスでこれから離婚をする方の未来を支えようと思っていました。
1人でも多くの人の役に立ちたいと思っていました。
おそらく…おそらくですが
僕にとってはその考え自体が間違いでした。
人生で一番の親友からの連絡
2023/7/15
交友関係がそこまで広くない僕にとって、おそらく今後一生付き合うだろうなと思う親友からの連絡がありました。
内容としては「離婚をする」というものでした。
正直、なんと声をかければ良いかわからず、とりあえず普通に接しようと思って必死だったのを覚えています。
その後、直接会って話をして考えていたことは
親友のことを、どうやったらサポートできるかでした。
この出来事で、自分は多くの人の役に立てなかったとしても
「この人の役に立てさえすれば良い」と思えたのです。
消えそうになっていた想いが、おそらく消えることのない想いに変わった瞬間でもありました。
やることは変わらない
市場に認められるサービスを作り、利益を出す。
その利益を使って、より良いサービスを作る。
それは変わらないです。
「なんで自分がやる必要があるのか」
この軸ができた今では
ブレることはないし、「人の不幸で飯を食いやがって」と言われても心が折れることはない。
恩着せがましいけど、死ぬ時に「ありがとう」と言ってもらえるような仕事ができれば良いなと思っています。
離婚(ディボース)テックの第一人者になります
すでに、同じ市場でサービスを展開されている会社様もこの1年で少しずつ出てきました。
僕はまだ個人事業主ですし、資金力としてもまだ弱いですが
小回りのきく技術力と、企画力、人並みの営業力でなんとか頑張ります!!!
…と言いたいのですが、正直、一人じゃ無理です。
「離婚後の暮らしを整える」の考えに賛同してくださる方、一緒に活動してくれる方を探しています。
一回、藤原と話をしてみたい!でも大歓迎です。
まずは、このnoteが1人でも多くの方の目に留まることを祈っています。
最後まで目を通してくださりありがとうございました!
「お話してみてもいいよ!したいよ!」という方がいらっしゃれば、お気軽にお声掛けくださいませ。
Twitter(X)のDMも開放しております。
よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?