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サイボウズを卒業してはや8ヶ月

お久しぶりの投稿になりました!
サイボウズ商店の店長…ではなく、作曲家の梅野(@fine_llr)です🎧
普段は Fi'Ne(ふぃねと読みます)という名義で活動しています。

前回投稿したサイボウズ商店の記事から1ヶ月後に、実はサイボウズを卒業しまして、今は音楽の仕事をメインに活動しています。
年末の振り返りに、卒業のきっかけや卒業後の活動について書けたらなと思います。

サイボウズを、そしてサイボウズ商店の店長を卒業

改めまして、新卒から5年間働いたサイボウズ株式会社を今年の4月末に卒業しました🌸

卒業式を開いてもらいました!泣いた。

サイボウズを卒業、ということで4年担当していたサイボウズ商店の店長のお役目も卒業いたしました。
サイボウズもサイボウズ商店も大好きでしたし、一緒に働いてきたチームのみんなやサイボウズ商店を通じて出会ってたくさんの方々と距離が離れてしまうのがとにかく寂しかったです…。

※サイボウズ商店…?店長…?という方はぜひ前に書いた記事を見ていただけるとイメージがつくかと思います👀

卒業を決めた理由

最近お仕事の関係でお会いする方々に
「え、サイボウズを辞めて音楽一本で働いてるの??」
と驚かれることがちょくちょくあります。

確かにサイボウズは複業もできるし、社会の流れ的にも別の働く柱を持ちながら音楽を続ける人が増えているので、そりゃ驚かれますよね。
僕も退職を決める直前まで、仕事の日数を少し減らして複業として活動していこうかと悩みに悩みました。

それでも退職の道を選んだのはざっくり分けると3つ理由がありました。

1. 限りある時間を全部つぎ込んだ時にどこまで行けるか試したい

ありがたいことに複業で音楽活動をしていた時も様々なご依頼をいただいていました。
特に昨年は依頼も増え、業後も土日もひたすら制作する毎日を送っていました。

そんな中で壁にぶつかることも多く、できない自分や、手が届きそうで届かない目標に対して悔しい想いをする機会が増えてきました。
目の前の案件に向き合うことをひたすら続けていたので、先のことや振り返りなどができずにいた期間が続いてしまっていました。

やはりどうしても複業では時間の制約があるため、いっそのこと時間の制限を解放して、自分のレベル上げに全振りしてみたいなと思うようになりました。

2. 複業であることに甘える自分が嫌だった

これは人によりけり…な話だと思うのですが、
自分の性格上、どうしても複業である自分に甘えてしまう部分がありました。

もともとサイボウズに入社した頃から音楽制作の活動をしていたものの、音楽活動で悔しいことがあっても
「まぁ複業だし、、、」
「サイボウズの仕事楽しいし、、、」
と複業であることを盾に、あまり傷つかないように、自尊心を保とうとしていました。

そんな日々が数年続いた時にたまたま読んでいた本に書いてあった

教えてください、あなたは何をするのですか?
その激しくかけがえのない一度きりの人生で

メアリー・オリバー「The Summer Day」

という言葉でハッとさせられました。

この言葉を何度も見返して、「本当に自分が好きでやりたいと思っていることってなんだろう?」と何度も自問自答するようになりました。

3. (色々書いたけど)好きなことに全身全霊で突き進んでみたかった!

結局これが一番なんですよね。

1.と2.で書いた理由で迷っていた時に出会ったのが「ラブライブ!スーパースター!!」という作品だったのですが、この作品に最後の一押しをしてもらえたと思っています。

この「ラブライブ!スーパースター!!」という作品のアニメでのセリフ、そして楽曲の歌詞にとにかく心を動かされ、勇気を出して前に進もうと思うようになりました。

好きなことをがんばることに、おしまいなんてあるんですか?

アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」1話
幼少期の失敗から歌うことを諦めた主人公に対するセリフ

ずっと大切にしまってた
一番大好きなこと
どうしたら叶えられるの?
分からなくて立ち止まっていた

できっこないよって思ってたことも
踏み出せば ほら叶うんだ
きらり希望 響かせるの
どこまでも広がれ 私のSymphony

私のSymphony / Liella! より抜粋

遅すぎるなんてない
不可能なんてない
いつだって 思い立ったらその日が始まりの Day1

Day1 / Liella! より抜粋

一番悩んでいた時期に観に行った Liella! の単独ライブで聴いた「私のSymphony」でボロ泣きしてしまったことは今でも覚えています。
それくらい当時の自分に激刺さりで、好きなことに真摯に全力で向き合ってみようと思えたきっかけになりました。

そして今の自分のように、誰かの背中を押すことができる音楽を届けたいなと強く思うようになりました。

ちなみに作曲家を本格的に目指すきっかけになったのも9年前に出会った「ラブライブ!」という作品でした。
振り返ると人生のターニングポイントにラブライブ!が存在しているといっても過言ではないのです。
(この辺は話すと長くなるのでいつか書きます…笑)


そんな訳で大好きな環境を離れて現在は音楽家として活動中です。

一緒に働いてきたメンバーに会えないのは寂しいなと思うこともありますが、自分が大好きな音楽にひたすら向き合えている環境は幸せで、尊いなぁと思う今日この頃です。

せっかくなので今年関わったお仕事を抜粋してご紹介できればと思うのですが、思った以上に文字数の多い投稿になってきたので一旦この辺にて終わります。

関わった作品は以下の記事にまとめましたので、
サイボウズを卒業した梅野がどんな活動をしているのかぜひ見ていただけると嬉しいです♪

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