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苦手なそら豆を克服した料理


そら豆が苦手だった理由


そら豆が苦手な方に質問です。
そら豆って、足のにおい(イメージ)がしませんか!?

しかも親指の!(この辺はビジュアルの問題のような・・・?)

好きな方すみません!スルーしてください(汗)

わたしはそういう理由で苦手だったのですが、
結婚した20年前、夫も同じ理由で苦手なことが発覚しまして。
ということは、同じ理由で苦手な方がいらっしゃるはず?と。


結婚してから最初の春、
夫の実家から初めて大量のそら豆をいただきました。

季節ごとにいろんな野菜をいただいてめちゃくちゃ嬉しいのですが、
そら豆は
う~ん、どないしよう。と
はじめは頭を悩ませていました。

どうやっておいしく食べられるように料理するべきか。

そこで、親指のことがよぎらない食事を探求した数年間で、

夫もわたしも美味しく食べられ、
20年生き残って、毎年作っている料理をご紹介します。

苦手だけど大量消費しなければならない方のご参考に。

1・めちゃめちゃ簡単 皮ごとひたすらグリルで真っ黒に焼くだけ


ガス(IH)コンロの下のグリルにさやごと並べて、
さやが真っ黒になるまで焼くだけ。

最低これくらい真っ黒に

うちでは強火で30分でこの状態になりました。
ご自宅のグリルでベストな時間を見つけてみてください。

さやの中で蒸し焼きになるからか、
無理なく中の薄皮ごと食べられて、
その中のそら豆はとてつもなくクリーミィな食感になります。

そして味付けは一切なし!

お好みで塩なども良しと思いますが、
真っ黒に焼いたさやの香ばしさの風味が移るのと、
なぜか豆自体の塩味が引き出されて、
のままでも十分美味しいからびっくりです。

これがきっかけでそら豆が食べられるようになりました。

ある日のお弁当

↑ お弁当の一品によく使うので
朝の時間ないときにちょっと焼きが甘い写真。
もっと焼いた方がクリーミーです。

2・そら豆のペペロンチーノ

20年くらい前、雑誌に載ってたもので、これも毎年の定番。
今はレシピを見ないので引っ張り出してきたら
奥園先生のレシピでした。

雑誌の切り抜きはファイルに保管

レシピは(✩枠)
はじめに横に半分に切ると、
薄皮が剥きやすいということで、皮を剥いてから炒めていますが、

結局、炒めながら勝手に皮が剥けていくので、
今は横に切った後、そのまま薄皮ごと炒めています。

あと、横に切るのって割と時間がかかるので
薄皮が大丈夫な人はそのままペペロンチーノでも問題ないと思います。

これもそら豆をおいしく食べられるようになったレシピ。


最近ではそら豆の季節が恋しい

1.2の料理でかなり克服して、

ここ数年は、そら豆のポタージュスープ。
今年は、ポテトサラダ(しかもカレー風味)に混入。
まったく問題なし。

ここ数年、このそら豆の季節が待ち遠しくなっている自分がいまして
もはや克服できているのかもしれない!(笑)

料理の写真を撮る習慣がなく、文字だけになってしまったので、
今晩のご飯、キッシュを撮影してみました。

とうもろこしやアスパラなど春の野菜をふんだんに入れたキッシュ。

これに入れてみましたが、
そら豆の存在が消えました笑

究極に苦手な方でも食べられるのではないでしょうか。
ちなみに、うちのキッシュは豆乳と米粉で作ります。

結論は、そら豆の親指感は、茹でることで発生するので、それを回避すると割となんでも食べられることに行きつきました。

結婚20年目にして発覚した事実


夫の実家では、毎年もらったそら豆をうちにお裾分けしてくれており、
以前はグリンピースももらっていたので、その話をしていたら、
なんと、作っているのは、御年92歳の方でした。

グリンピースは支柱を立てるのがだんだん大変になってきたのでやめたという話で年齢を知り、
なんだか、ひとしお美味しく感じてきました。

今年も豆をたくさんいただいて、
痛まないよう、よき保存方法を編み出しました。

宙吊り ⇩

なんかのイベントの時に袋でもらった、編み編みのペーパーバッグ。

意外と耐久性があって風通しもよく、かなり使えました。
来年もこれを保管して使いたい。

今年もそら豆の季節が過ぎつつあり、
今のうちにいっぱい食べたい気持ちになっている。

そして、来年もまた待ち遠しく春を迎えるんだろうなあ。

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