EV(電動車)の充電設備について
前回は、EVをはじめとする電動車について述べた。今回はEV(電動車)の充電設備について話そうと思う。
EV(電動車)の充電設備とは
EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド、PHEVとも言う)は、充電設備に接続して充電する必要がある。厳密に言うとPHVはプラグでの充電をしない走行も可能ではあるが、ガソリンだけで走行しては、そもそもPHVの良さが発揮できないため、ここでは充電が必要、と言っておく。そして、この二つをまとめてEV(電動車)と呼ぶ。
EV(電動車)の充電設備は、大きく2種類に分けることができる。
1つは、急速充電機。これは、スタンドやコンビニなどの公共の場所に設置されていることが多い。もう一つは、普通充電器。これは、主に戸建住宅に設置されている。
急速充電器と普通充電器のちがい
では、ここで、急速充電器と普通充電器の違いについて考えてみよう。
急速充電器は、その名の通り、急速な充電を実現するために、20kwから50kwの出力を持つものが多い。最近ではさらに大きな出力を出すために90kwや150kwといった機器も開発され、設置が進められている。電気は直流を使用する。しかし、電線を流れる電気は交流である。そのため、電気を交流から直流に変換する装置が必要となる。
一方、普通充電器は、交流の電気を使用し、おもに200vという電圧の規格になっている。これは、一般家庭に設置し、帰宅後にプラグを長時間つないでおける状況を前提としている。
設置費用については、もちろん、急速充電器の方がはるかに高額だ。
次回は、マンションでのEV(電動車)充電設備について話そうと思う。
この記事は、辻監修の元、YoshikoGPTにて作成しました。
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