自分を持つこと
突然ですが先日卒業旅行でインドに行ってきました。そこである事が起こりまして(後日詳しく書く予定です)、現地で親しくなったインド人に「日本人は自分を持っている人が少ない」と少々怒られてしまったんですね。日本に帰ってからインド旅を振り返りながら「自分を持つこと」について考えてみました。
まず「日本人には自分を持っている人が少ない」ことを認めるとしたら、その原因は私たちが無宗教であることに大きな原因があると考えます。日本人は無宗教であるが故になにか決断を迫られた時に他人の意見に便乗してしまうのです。一方で生まれた時から特定の宗教を持っている人たちには、自分の中に判断の基準が形成されていて、それに則って決断することが、他人の意見に便乗するなんかよりよっぽど自然に感じるのでしょう。
上のような全く根拠のない私独自の考察を経たのち次の考えに至りました。多くの人間関係の悩みは「自分を持つこと」によって改善されるのではと。私がインド旅で出会ったインド人にはとても人間関係に悩んでいるような人はいませんでした。それが宗教を持っているからなのかは定かではないですが、私たち日本人もこの「自分を持つこと」ができれば多くの人間関係から解消されるのではと。
まだ学生身分の私、もしくは私の周りでよく聞く人間関係の悩みの程度などたかが知れているのですがここで例を一つ。前に私の友人が彼女のラインの返信が遅くて苛立っていると言っていました。ラインの返信で揉めることはよく聞きます。要は友人と彼女のラインのペースが違って、友人からすると「どうしてこんなに返信が遅いんだ。僕のこと好きじゃないのか」とか思ったのでしょう。ここで、友人が「自分を持つこと」ができていればどうでしょう。すると友人は早く返信を返しますが、彼女からの返信が遅いことに不満を覚えることはないと考えます。なぜなら「自分を持つこと」ができていれば、相手も「自分を持っている」という認識があるため人それぞれ返信のペースが異なることを理解できるからです。だって、彼女からすれば友人の返信が早すぎるという見方もできるじゃないですか。「自分を持つこと」ができている人は他の人も「自分を持っている」と思っているために、相手に自分の価値観を押し付けることが少なくなると思うんですよね。
そんなこんなで「自分を持つこと」が人間関係に悩むことが少なくなる最強の武器なのではと思いました。実践するのが難しいのですが、私自身少し意識しようと思います。
寝る前に考えたことをささっとまとめただけなので矛盾だらけの文章ですが、みてくださってありがとうございました。
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