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子どもたちが自立して思うこと

こんにちは。
モラハラ夫に悩むママの為の 
寄り添い心理カウンセラー
渡辺めぐみです。


突然ですが、私には2人の子どもがいます。
息子27才・娘25才。
それぞれ、子どもを持つ親になっています。


息子家族は離れたところに住んでいるので
なかなか会う機会もないのですが
先日、息子夫婦に2人目の子どもが生まれる為
1週間程、お手伝いに行ってきました。


ご飯の支度・上の子(2才)のお世話をしながら
息子とも話す時間がたっぷりあったので
いろいろ話をしたんです。


実は私は息子とは16才の時に離れて暮らしだし
(近いところに住んではいましたが)
振り返ると10年間、じっくり話す機会も
なかったんです。


たまに会ったり電話はしてましたけど
1週間、過ごすというのは10年振りでした。


私は息子が16才の時に離婚をしました。
元旦那はモラハラとアルコールの問題があり
私が、もう無理・・と限界になり
15年間の結婚生活に区切りをつけ
家を出ていく形になりました。
当初は子ども達2人を連れて
出ていくつもりでしたが
息子は、親父を1人にしたらダメになるから。。と
そのまま残る選択をしました。


私としては2人も連れて。と思っていましたので説得しましたが
近いところにいてくれたら何かあっても
大丈夫だから。
という息子の言葉に後ろ髪をひかれながら
なるべく近いアパートを探し娘と一緒に
暮らしだしました。


たまに、息子も遊びにきたり
一緒に、ご飯を食べたりしながら
数年が経ち
息子は高校を卒業して自立し働き出しました。


今思えば
常にお酒を吞んでいる父親との生活は
辛かった事も沢山あったかと思います。
でも、愚痴もこぼさず頑張っていました。


元旦那は、お酒をやめることなく
身体を壊し、47才で他界しました。
病院に入院して、亡くなる数日前に
息子から電話があり
『もう、いつどうなるか分からないから
来てほしい』
と連絡があり、車ですぐに向かいました。


数年振りに見た元旦那はベットで
酸素マスクをして
意識がなく、黄疸もひどく
顔も浮腫んでいる状態でした。
話しかけても返事は出来ないと
分かっていましたが
『こんなになるまで飲んで』
と泣きながら怒りました。

その翌日、元旦那は息を引き取りました。
喪主を務めた当時23才だった息子には
今まで大変な思いをさせてしまいました。


あれから5年。
息子は家庭を持ち今では
2人の父親になりました。


先日、ゆっくり息子とも過ごして
過去の話を沢山しました。
あんな事あったよね(笑)
親父はこうだったよね・・。
反面教師にする部分もあるけど・・
こうして、大人になり
過去の話が出来る状態になり感謝しています。

子ども達にとって父親はもういません。
母親の私が、子ども達に
どんな背中を見せられるのか。
そう考えた時
40代からでも諦めないで
自分のやりたいことに向かって頑張れば
人生いつだって変えられる。
これを身をもって見せたかった。


アラフィフの母親だって出来てるんだから
自分達だって、やれば出来る。と
子ども達には
感じてほしいなと思っています。


今、私は自分のモラハラ経験を活かして
カウンセラーとして活動しています。
辛かった過去を否定し続けるのではなく
誰かの役に立てて喜びに変えられる。
ということが分かった今
辛かった過去にも意味があったんだと
実感しています。


子どもは、早かれ遅かれ親元から離れ
自立していきます。
そこで、親が身をもって子ども達に伝えらる事は何でしょうか。


辛かった過去をいつまでも引きずって
悲しむことでしょうか?


私は、どんな事があっても
乗り越えていけるような
生きる力を子ども達に見せていきたいなと
思っています。


そして、いつだって人生は
自分次第で変えられる。
という事も。


皆さんは、お子さんにどんな事を
伝えていきたいですか?























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