見出し画像

実務者研修4日目

一昨日は台風の中、実務者研修を受講してきました。

これから実務者研修を受けようとしている方に向けて、簡単な紹介ができればな、と思っています。

初っ端、テストでしたが、これは受講初日に配られる、問題50問の中から25問が出題されるという、誰でもできるテストでした。
思った通り、全員が合格、しかも100点満点が大勢いたとのこと。
かくいう私も100点でした。

それから、また介護過程のグループワークでした。
前回渡されたIさんのプロフィールに基づいて、ICF(国際生活機能分類)の視点からアセスメントシートを埋めていくという作業。
ICFの視点とは、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つのレベルで構成されているそうです。
それらをさらに分類して環境因子や個人因子、日常生活の状況など、さらに細分化してあり、それに合わせて、利用者さんの情報を分類していくのが前回の宿題でした。
講師の方曰く、箪笥の引き出しが上記の環境因子、や個人因子、靴下やTシャツなど生活歴などが靴下やジャケットに当たる、のだそうです。
今回はそれらの情報をグループですりあわせて統一したシートを完成させるのが第一の課題でした。

「情報」というのが難儀で、生活歴や健康状態、日常の状況などが具体的に書かれているのですが、これが文章になっているのですね。
例えば、生活歴でいうと「結婚前には呉服屋で働いいて、和裁が得意で、結婚後も近所のひとから~」(全部書くのはやめておきますね。)の長い文章を一字一句同じに書かなければならないのです。
それがひたすら面倒でした。

第二の課題がその中からこのIさんに関して解決しなければならない「課題」を見つける、というものでした。
それの途中で一昨日は終了しました。

Iさんの情報の中で問題となりそうなことはうっすらとわかるのですが、それを言語化できない。
それがもどかしかったです。
講師のかたも言語化するのが大切だとおっしゃっていました。

次回は再来週になります。
それまでに何が課題になるのか、問題はどこなのか、言語化するのが宿題となりました。

やっていて、こういう情報からこういう情報が出てくる。
一方、こっちの情報はあっちの情報としてとりあつかう、など。
抽象的な表現で申し訳ないのですが、そういう気づきが単純に面白かったです。
グループワークも苦ではなかったです。
この人はこう考えていたのか、そういう視点はなかったな、とか。
実際、介護の仕事で働いている方の意見は、私にとってはとても貴重でした。
いろんな考えが知れてよかったです。

でも、現場に出たことがない、おそらくもう一生介護の仕事にはつかないだろうなという身では、やはり肩身が狭かったです。
休憩中のおしゃべりも、皆さん介護の現場での体験をもとに会話されていて、大人な感じで盛り上がっていました。
でも、私は語る言葉が無かった。

仕方ないか。
それが感想です。

残り2回。
頑張るぞ。
自分。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?