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はじめまして。

このノートは、基本的にテーマを設定しないで好きなことを適当に書くために使います。

日記のように機能することもあるかもしれません。事情はこの後お話しますが、最近人と会って話す機会が極端に少ないもので、時々溢れ出す思考のやり場に困ることがあるのです。それに伴って感情が荒れ狂うこともあり、何もしないのでは始末におえません。

以前、ある特定のテーマでブログをやっていたことがありました。書く側から見たブログの良さは、最低限人様に見られても平気な状態にまで己の思考を言語化することで、もつれていたモヤモヤが自分の中でもある程度整理されることです。しかしこのブログ(ノートと呼ぶものですか?)では、テーマを定めません。ただ、その時思っていることに関して、素直につらつらと言葉を並べてみるために使おうと思います。
こういうことは、本来であれば友達と会って話した時とかに行うべきなのかもしれません。実際、つい最近まで、ネットという開かれた環境で自分の内面を吐露することに対しては抵抗がありました。でもその考え方も、最近ちょっと変わってきた節があるので、このような取り組みを始めてみることにしました。

ということで、よろしくお願いいたします。たまたま通りかかった方の目に入っても、お目汚しにはならない程度の文章を載せてゆく所存です。どのくらい定期的に続くかどうかも、現時点ではわかりません。何はともあれ、これがはじめの一歩になります。

今更ですが、軽く自己紹介をした上で、ノートを始めた理由についてもう少しだけ詳しく書いてみようと思います。

私は首都圏在住の大学院生です。文系で、現在修士課程におります。
今年度の春まで、博士課程に進む気でおりました。しかし色々あって断念し、夏から就活を始めました。幸い、そう時間をかけずに希望の企業様から内定をいただくことができ、現在は修論の執筆に専念しております。

既に申し上げましたが、今、大学院生としての私の生活は極限の孤独との戦いです。日本で数人ほどしか理解できない研究テーマに取り組み、一人文章を書くことに対峙し続けるという、院生の本分を遂行するだけでもよほど寂しいものがあります。けれどもそれだけではなく、ゼミや授業がオンラインになっているせいで、人と知り合ったり、会って協力する機会も非常に限られているのです。大学時代までの友人はすでに多くが就職していて、気楽に誘いづらいものがあります。

人は誰しも、他人には簡単に理解できない思考とか、家族にも隠し続けている自我の一面みたいなものを、抱えているものだと思います。多様な人々との活発な人間関係を保てていれば、必ずしもそれらを押し殺しておく必要もないのです。けれども今の自分は、そのような状況にはありません。

だから、ちょっとだけ、ブログというものに身を預けてみることにしました。これがほんの少しだけでも、私や世界にとって良い影響を及ぼしますように。なんとなくダラダラと、一貫性のないテーマについて続くこの記事が、不意に誰かを傷つけるようなことだけはありませんように。


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