【おしまい】
真夏の夜空を染め上げる
花火がキミの頬を照らす
終わりがないほど美しく
見惚れるキミを見て微笑む
僕達は今2人じゃない
僕達2人は全人類
僕らは世界と一つになる
3発祝砲あげた後
炎が大地を突き刺した
大輪が空を白で染め上げ
母の慈しみで抱擁する
キミは覚えているだろうか
夏に抱かれた笑みの日を
キミは覚えているだろうか
祝福を受けたあの瞬間を
さぁ、これでおしまいだ
今なにもかもとお別れだ
夜風が僕らを吹き飛ばし
微笑みと共に消え去った
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