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これからの健康意識について

これから、予防医学・代替え医療の概念を踏まえたお話を掲載していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します!

では、最初からで恐縮ですが、
平均寿命と健康寿命という言葉の違いをご存じでしょうか?

現在の日本の平均寿命は、女性は87歳を超え、男性は81歳を超えると言われています。

戦国時代の平均寿命は、武士が37-38歳、庶民は30歳程度。

理由は、戦争などの理由で命を落とす事も多くありましたが、当時の医療技術が未発達だったり、感染症や飢餓などの要因で若くして命を落とす事が多かったとされています。

そこから比較して考えると、現在は医療技術・知識・栄養状態などの目覚ましい進歩で人類の健康状態ははるかに良くなり、平均寿命も倍以上に延びました。
 
では、ここで健康寿命というワードをお出しします。

平均寿命と健康寿命は似ているようですが、実は違っていて
厚生労働省の発表では、2019(令和元)年における我が国の平均寿命
男性81.41歳、女性87.45歳です。

ですが、健康寿命は男性は約9年、女性は約12年短いとされています。

では、この9年~12年の差の期間とは何でしょうか?



具体的には、寝たきりになったり、介護が必要になったりと、健康状態の問題で日常生活に制限ができてしまう期間となります。

すなわち、晩年の9年~12年は、誰かの補助が必要だったり、日常生活に制限がある健康状態で過ごしているという事になります。
 
現在の医学の進歩・食糧事情から栄養面や・様々な研究などの発展により「人生100年時代」と言われたりもしていますよね。

また、ある学説では人間の細胞分裂の回数から計算すると、
人間は本当は120歳くらいまで生きられるのではないか?という学説もあ出てきているそうです。
 
今後も医学・医療技術は更に発展していくと考えると、平均寿命はもっと延びる可能性もあります。
 
人生を楽しむ時間が長くなるのは嬉しい事でありますが、寝たきりで自分の思い通りに過ごせない状況や、日常生活に制限がある状態で過ごす期間が長くなるのは本望ではありません。

可能であれば、自分の足で歩き、好きな時に好きな所へ出かけ、
食べたい時に食べたい物を口にしたり、好きな事が自分の力で出来る状態で人生を全うしたいと願います。
 
その為にも、できる限り、平均寿命と健康寿命の差を縮めたいと考えます。

健康寿命を延ばす為に出来る事をちょっとだけ意識する事で、
日々の積み重ねは大きくなっていき、その後に大きく影響が出てくるのではないかと思います。

また、日本の社会保障制度を次世代の人達も受けられるよう維持していく事にも繋がるのではないでしょうか。

この投稿が、自分や家族の健康を想えるきっかけになれれば幸いです。


心と体の健康を第一に!




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