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早期化する就活、勝負は3年の6月

この記事では25卒で就活を終えた中の人が、自身の就活スケジュールを振り返っていきます。これから就活を始めるという方は参考にしてください。

早速ですが、毎年春になると大学のゼミやサークルでよく目にする悪い先輩がいます。それは、対策しなくても内定ゲットニキです。テストの際にもよく出現するノー勉ニキですが、同じ種類の人が就活においてもしばしば観測されます。しかし実際は、
①めちゃくちゃ対策をして難関企業に内定した
②知名度は高いが難易度の低い企業に内定した

のどちらかであることが多いです。こうした先輩には惑わされずに、この記事を参考にして就活を頑張っていただければと思います。


25卒の年間就活スケジュール

就活には2つの山場がある

就活の山場は大きく2つあります。1つはサマーインターンとその選考で、もう1つは秋以降の本選考です。とはいえ何をすれば良いのかわからない方も多いと思いますので、イメージがしやすいように中の人のスケジュールを紹介していきます。

以下が25卒である私の年間スケジュールです。

1月(大学2年)
就活を始める。
企業へのエントリーこそしなかったものの就活団体が開催するGD講座、ケース講座に参加しつつ選抜コミュニティの選考を受ける。

2月
初めて企業の面接を受ける。その後も選抜コミュニティの選考を受けつつ、ベンチャー企業のインターン選考で経験を積む。

3月
ベンチャーを受けまくり面接、GD練習を積む。
その他、TGや玉手を解きまくり、SPIの青本を数周まわす。

4月(大学3年)
引き続きベンチャーを受け経験を積みつつ、テストセンターを受験する。

5月
サマー選考が本格化。日系大手でも早い企業は選考を開始する時期である。ESのブラシュアップを行いながら引き続きベンチャーを受け経験を積む。

6月
コンサルを含め数社のインターンに参加。ハイレベルな学生から刺激を受ける。インターン経由で一社から面接に呼ばれ、初の内々定を得る。
サマーのESの〆切が迫る中、1日1社以上はESを仕上げる日々が続く。

7月
引き続きESを書きつつ、ESに通過した企業の面接、GDを受ける。
週末には東京でインターンに参加する。

8月
サマーインターンに参加する。(毎週1社のイメージで5社程度に参加した。)

9月
サマーインターンに参加する。

10月
サマー経由の面接を受ける。
少しやることがなくなり暇になる。

11月
秋インターンに参加する。早期選考が本格化しコンサルなど数社から内定をもらう。

12月
冬インターンに参加しつつ早期の面接を受ける。ここでも1社から内定をもらう。

1月
本命企業から内定をもらい終活する。

といったスケジュールになります。

重要度で言うと、

3年4月~7月:サマーインターン選考★★★
3年8月~9月:サマーインターン本番
3年10月~:早期選考、秋冬インターン選考★★★

というイメージをもっておけばズレはなさそうです。

インターン本番ももちろん大切ですが、まずはそこに参加するための選考と参加したあとの本選考が大きな山場と言えるでしょう。


勝負はサマーインターン

サマーインターンに参加して早期選考に乗ろう

ここまで目を通していただいた方の中には、就活の早期化に驚かれている方も多いと思います。

実際に私自身、早期選考経由で速い段階に内定を得ることができたのは、サマーインターンに参加できたからです。そして、サマーインターンに参加できたのは選考が始まる前から面接の経験を積み、ESのブラッシュアップを行っていたからです。

したがって、いかにサマー選考を通過できるかが就活における一番の鍵であると言っても過言ではありません。

サマーインターンに参加できなかった企業は秋冬でのインターンがあればそこで再チャレンジすることになりますが、内定をもらえるのは4年生になってからのことも多く、優遇度合いも通常選考とあまり変わらないことも多いです。

6月が勝敗を決める

サマーインターンの重要性はここまで書いてきた通りですが、その中でも6月こそが勝負の月であると私は考えています。

6月
コンサルを含め数社のインターンに参加。ハイレベルな学生から刺激を受ける。インターン経由で一社から面接に呼ばれ、初の内々定を得る。
サマーのESの〆切が迫る中、1日1社以上はESを仕上げる日々が続く。

私の年間スケジュールより抜粋

なぜなら6月には超早期のインターンが始まる中で、テストセンターやESを鬼のようにこなさなくてはならないからです。実際にインターンでは6月の時点ですでに100社近くESを出している人に出会ったこともあります。この時期にしっかりと戦略を立ててスケジュール管理しながら頑張れないと、あとで行きたい企業にESを出し忘れたことに気づくなど後悔することになります。

6月に妥協せずに頑張れるかが大事です。


最後に

サマーを制するものは就活を制す


就活には2つの山場があり、1つはサマーインターン選考で、もう1つは本選考です。そして、サマーインターンの選考こそが就活の命運を分ける鍵となってきます。

この記事を読んで、就活のスケジュール感を掴んでいただけたなら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後もさらに詳しい情報を発信していきます。





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