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ミトコンドリアとコルチゾールって何だ?身体を若返らせ疲れないための11のこと

3、4ヶ月に一度やってくる個人的なイベントごと。
それは不要になった本をBOOK OFFに売りに行くことです。
読書は月に3~4冊を平行して読む程度なのですが
結果として手元に置いておく本の大抵が
”何度か買い戻している小説”か”文庫本サイズや大判の美術書”
になってしまうのです。
そして売りに出してしまう本はビジネス本や本屋さんで平積みされている
その時の流行りで購入した書籍たちなのです。

さて今回は今期の最後に売りに出す本の中から
”健康”や”サプリ”といった関連の本をピックして
本の内容をまとめて自分なりにアウトプットしておきます。


| ミトコンドリアとコルチゾール

3冊の本を読んでみて出てきた共通のキーワードが
ミトコンドリア” と ”コルチゾール” です。

聞いたことあるようでないキーワードですが
身体のためにした方がよいのは
ミトコンドリア機能を高めコルチゾールを抑えること
です。

それではミトコンドリアとコルチゾールに触れながら
身体のためにすべきことをまとめます。

| 子供ってなんであんなに元気なの?!

公園で走っている子供たちを見ていると
「子供って何であんな無限体力なの?」と疑問に思います。

思い返せば自分も小学校の頃は学校の昼休みにサッカーをして
学校から帰ってから自宅近くの公園で野球をやって
のような生活をしていました。

これは私がエネルギーゲージがバグっている訳ではなく
大抵の子供がそうでした。

大人になると子供の時や若い時に出来ていた事が出来なくなっていて

例えば大学生の頃は居酒屋で飲んだ後は、仲間とカラオケへ行って
オールして始発で自宅へ帰る。

こんな事を月に何回かやってもチャラヘッチャラでした。

若い時に何でこんなことが出来るかというと
アデノシン三リン酸(ATP)と言われる成分が
沢山分泌されているからの様です。

ATP(Adenosine tri-phosphate) アデノシン三リン酸とはATPとは、すべての植物、動物および微生物の細胞内に存在するエネルギ分子です。
筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる。
「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。
アデノシン三リン酸(ATP)は、アデノシンという物質に3つのリン酸基(P)が結合しています。
ATP分解酵素の働きによってATPが加水分解すると、ひとつのリン酸基(P)がはずれてADP(アデノシン二リン酸)になり、その際にエネルギーを放出します。このエネルギーを使って筋の収縮が行われます。
筋繊維の中に蓄えられているATPの量はわずかなので、激しい運動では短時間で使い果たしてしまいます。したがって長時間運動を続けるには、ADPからATPを再合成してATPを供給し続けなければなりません。
この仕組みをエネルギー産生機構といいます。酸素を必要としない無酸素性(嫌気的)エネルギー産生機構と酸素を消費する有酸素性(好気的)エネルギー産生機構のふたつに大別され、前者はさらにクレアチンリン酸機構と乳酸性機構に分かれます。

e-ヘルスネット

要は細胞を増やしたり、筋肉を使ったり、代謝を上げたりするのに重要なエネルギーということ。

これが40代になると生まれた時の半分に減り
60代になると1/3に減るようです。

だから年を取ると傷の治りが遅いとか
身体が重たいとか、社会が悪いとか言ったりするのか。

| ミトコンドリアのためにすべき事、しない事

エネルギーを生み出すのがミトコンドリアでミトコンドリア機能を活性化するには具体的には次の方法があるようです。

1、呼吸をしましょう
1分に6回。10秒間に吸って、吐いてを繰り返す。

2、ファスティングをしましょう
ミトコンドリア機能の回復するために、摂取するものをリセットするのです。ファスティングはいきなり絶食するのではなく、一週間かけて口にするものを厳選していきます。
最初はごま、わかめ、海藻、野菜、果物、青魚、いも、きのこ のように
負担が掛からないもの。
次に。水と専用ドリンクだけの摂取をしてファスティングを行います。

3、リラックスをしましょう
日常的に出来ることはストレスを避けること。
寝る前にスマホを見て、事故や戦争、テロといった過激なものや情報を浴びない様にする。

4、コエンザイムQ10を摂取しましょう
ミトコンドリアを動かす栄養素です。アンチエイジングにも効くという事で
数年前にブームも起きていましたね。

以上が身体のエネルギーの元を作り出す方法です。

| 最近身体が怠いの・・・

先ほどはエネルギーゲージのお話をしましたが
エネルギーが作れたとしても
疲れやすい=ダメージを受けやすい体質だと
いけません。

年をとると
「慢性的な疲労がある」
「倦怠感でやる気が出ない」
といった話をよく耳にします。

それは副腎皮質が痛んでいる可能性があるようです。

副腎皮質から出るホルモン。コルチゾールの分泌が影響していて
平たくいうとコルチゾールが分泌されまくると疲れます。

 コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。主な働きは、肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などで、生体にとって必須のホルモンです。例えば、その炎症を抑える働きから、ステロイド系抗炎症薬として治療にも広く使われています。
 また、ストレスを受けたときに、脳からの刺激を受けて分泌が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。分泌されたコルチゾールは各標的器官にて効果を発揮しますが、その濃度が高くなると、脳のネガティブフィードバック機構によって自身の分泌が抑制され、その濃度を低く保つように制御されています。しかしながら、過剰なストレスを受け続けると、この機構が壊れてコルチゾールの分泌が慢性的に高くなり、これがうつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患の一因となることが分かってきています。その対処法のひとつとして、プロバイオティクスによるストレス緩和作用が近年注目されており、その摂取によりストレスに伴うコルチゾールの過剰な上昇が抑えられることが報告されています。

ヤクルト中央研究所


現代人は手軽な食事としてインスタント食品や味付きの加工食品などを
摂取する傾向にあります。

このような生活が続くと不要な栄養素が
小腸、大腸の壁に付着してしまい
しまいには穴が開いてしまうようです。

これをリーキーガット症といいます。
この状態が続くと免疫力が下がりアトピーで皮膚が弱くなったり
花粉症が発生したりするようです。

| コルチゾールのためにすべき事、しない事

コルチゾールの分泌を抑えるには次の方法があります。

1、胃を休ませましょう
夕食を軽くする。または食べない。
食べないは先ほどのファスティングと同じですね。

2、冷たいものは避けましょう
身体が冷える。胃に負担が掛かることに繋がるので
暖かいものを口にします。

3、不飽和脂肪酸を摂取しましょう
身体にいい脂肪としては、
オメガ3、亜麻仁油、えごま油、オメガ6、
ごま油、サラダ油、オメガ9、オリーブオイルがあります。
単体で摂取する方法もありますが、食事と一緒に自然と取る方が
良いでしょう。

4、ビタミンB群を摂取しましょう
代表的な食べ物としてはナッツ、カツオ、ニンニク、バナナがあります。

5、カフェインを抑えましょう
カフェインは副腎を刺激してアドレナリンの放出してしまいます。
私も仕事の合間のコーヒーが好きでよく飲んでしまうのですが、
カフェインは血糖値、血圧を上昇させて副腎を酷使してしまいます。

6、パンを抑えましょう
グルテンに含まれるグリアジンはアトピー、花粉症、喘息のアレルギー症状の一因といわれています。グルテンが未消化のままだとモルヒネ効果に似た現象があり中毒性が高まり春のパン地獄になってしまうとか。

7、加工食品を抑えましょう
保存料、添加物がある食品は取らない。

以上が身体にダメージを受けにくくするための方法です。


いかがでしたでしょうか
ミトコンドリア機能を高めコルチゾールを抑えること
この2つの要素を組合せて同時に対策して行くことが
身体にとって有効なのではないかと思っています。

私は先ず手軽な方法として
・コエンザイムQ10を取る
・カフェインを抑える
・冷たいものは避ける

辺りからやっていこうかな。

次のステップでは
・パンを抑える
 無類のパン好きですが・・・
・ビタミンB群を取る

に移り最終的にはファスティングにも挑戦しようかな。

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