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塾の先生からズタボロに言われた話

中学1年生になったときに
一つ下の仲良しの子が通っている塾に
通わせてもらうことになった。
高校受験頑張っていい高校に入りたいな、
学校以外の友達ができるのなんかいいかも!

なんて思っていた。
通い始めると塾と部活の両立は特に何も感じなかったものの、
算数が苦手だった私が数学がいきなりできるわけでもなく、
学校でも塾に行っているのに誰よりも理解できなくて
学校の先生に本気で心配されていた(恥ずかしかった。)

塾でも最初は良かったもののどんどん
ついていけなくなるのが模試やテキストの問題を
解いていてもできない自分がしんどかった。
どれだけ時間を使っても
周りが理解できることが自分には理解できない。
突出してできるものがない。

全く成長しない私に
なんだコイツとキレたのは数学の先生だった。
授業中に私の席に来ては「どうしてわからないんですか?!」
「おまえどうするんだこれで!」とみんなの前で怒られ始めた。
興味のない冷たい目で怒ってくる先生が怖くて、
塾の職員室に行ってわからないところを聞けば相手にしてもらえず、
担任の先生に聞けば職員室で席が離れているところから怒られ、
私の存在すべてが気に入らないという顔を向けられていた。

模試の結果を親に見せるよりも数学の先生に見られるのがいやで
1度だけ相手にバレバレのカンニングもしたこともあった。
(なんのための塾だったんだろう。)
先生にも嫌われ、そんなことをする奴にクラスの男子が私を気に入らないと
後ろの席からいろいろ言われるようになった。

すぐ辞めたいだなんて親にもいえず、ずるずる続けていた時に
入ってきたのは他中の女子3人組だった。同じソフトテニス部。
リーダーが一人。ある日突然誰かをターゲットに無視をする。
もちろん私も巻き込まれ、本当に塾へ行くことが地獄だった。

いつまた怒られるんだろう、何を言われるんだろう。
いつ私が無視される番が来るんだろう。

この経験を言語化するのが今まで本当に嫌だったし、
ふたしてみてみぬふりをしたけど、「いじめ」だった。

自分のために言っている。
もうなかったことにも隠すこともしない。
ほんとうにつらかった。しんどかった。
味方なんていなかったし、だれもが知らないふりをしていた。
でもそれは私が「いじめ」と認めなかったからだ。
私が私を守ろうとしなかった、大声で助けを求めなかった。

やっと親に辞めたいと言えた。高い月謝を払ってもらってたのに
ごめんなさい。全部ではなかったけど、しんどかったと伝えた。
辞めさせてくれた。



なんの偶然か知らないけど、今の実家がその塾のちかくにある。
通るたびにまだあの先生がいたらと思ったりあの時のことを
全く思い出さないわけではない。よくない思い出がたくさんある場所だ。
でも今日ここに書けたことでやっと吐き出すことができた。

また思い出してつらくなるかもしれない。
わたしのことなのに、つらくてしんどかった私を
必死になかったことにしようとした。

でもきちんと全部吐き出せた。文章にできた。
初めて「つらかった、しんどかった」って口にすることができた。
長かった。でも向き合えた。

良くない思い出の場所は目をそらす場所ではなくて、
いつか私が「わたしを大切にすることを忘れない場所だ」と
初心に戻ることができる場所にする。

それくらいこれからは私を大切にする。
雑に、傷つけてくるような扱いをする人をもう許さないし
寄せ付けない。

腹くくったわ~

決意かな。うん、そうだわ。


私はいじめられたことがあります。
とてもつらくて、苦しくて、しんどかったです。
やっと、やっと整理がつき始めました。

今日は記念すべき最高の誕生日だ。
わたしはこれから大きく成長する。新しい道に進む。
だって私が見えてきたから。何を感じて、どう思ったかが
わかるし、自分を守るための震えるほど言いにくいことも
ちょっとずつだけどいえるようになったよ。


あ~頭痛い。全神経集中させたわー
今日しかない!って思っちゃったもんね。
やり切った。よくやった!









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