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小説「僕は明日、昨日の君とデートする」を読んで

こんばんは。

「僕は明日、昨日の君とデートする。」の小説を最近読んだのですが、とても面白ったです。

小学生のときに映画版を友達と見に行ったので内容や、結末はだいたい覚えていました。友達がファンタスティックビーストを見たがっているのを反対して見に行ったので、印象に残っています(笑)
(そのあと、個人的にテレビでファンタスティックビーストを見たのですがこちらも面白かったです。)

どうして、当時そんなに見に行きたかったのかというと、偶然電車でその本を宣伝している張り紙を見た記憶があったからです。題名から不思議な感じで、なんとなく覚えていたことに運命的なものを感じたんだと思います。

そして、小説。結末を知っているので、最初から切ない感情でした。高寿にとっては初めての出会いでも絵美にとっては最後の別れ。映画のシーンでも特に印象的だった最初に隠された愛美の切ない感情。

特に二人の会話がとても可愛らしかった。無理に喋ろうとしてない。お互いのほのぼのとした雰囲気が文字から伝わってくるようなそんな感じでした。

次の日が来るたび、少しづつ離れていく二人。
なんとも切なくて、儚くて、美しい恋なんだろう。
片方にとってのはじめては片方にとっての最後。

高寿が五歳の絵美に向かって、「また会えるよ」というシーン。この言葉にいろんな感情が含まれているんだと思うと・・・。涙が溢れそうでした。

映画も小説もどちらも面白い作品でした。機会があったら是非

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