【もうすぐクリスマス×小説】 クリスマスパーティーにおいで
私は走っていた。くらい茂みの中を、遠くに見える明るい光を追って。
葉っぱが私の顔に当たる。痛くても、走り続ける。あの光からは、その痛みよりも強い何かを感じるんだ。
手で枝ごと葉っぱをかき分けて、葉っぱや土の匂いとともに、私はついに、光のもとへとたどり着いた。
そこには、大きな丸太でできたテーブルがあった。そして、その上には、とりの丸焼き、大きなケーキ•••
私は、ふと顔を上げると、赤と緑と白の看板が1つ。そこにはこう書かれていた。
[メリークリスマス]
※これはフィクションです