精神障害者だと自分の感情にしか興味がなくなる。
僕は医者から、「PTSD」或いは「統合失調症」と診断されているのですが。健常者の人と一番違っているのは自分の感情にしか興味がなくなってしまったことだと思う。
目の前で起きる出来事に対して、自分の感情(あるいは『心』)がどうなっているのか? だけが大切であり。他の全てがどうでもよくなってしまう傾向がある。
一般的に社会というのは「心」なんてふわふわした概念なんかよりも。数値で簡単に表せるような合理性を重視するだろうし。支配者層からしたら、奴隷達に心なんて必要ないわけで、ひたすら心を押し殺して働いていて欲しいはず。
だから、僕みたいな自分の感情にしか興味の無い、感情に振り回されて生きているメンヘラの事なんて邪魔な存在でしかないし、居ないものとして扱うのでしょう。
実際、クリニックにいる時、過呼吸を起こしてしまったら、周りの医者たちが迷惑そうにしてたことがある。本来なら僕のことを支援する人たちでさえそんな対応なのです。
働いているときに過呼吸を起こした時は目も当てられない状態だった……。
彼等からしてみたら、業務上の営業妨害でしかないのだろうけど、僕にとっては僕の中にある自分の感情(というか生理反応)こそが全てなんですよね。
メンヘラと健常者は、利害が一致しないのでしょう。彼らは効率と利益を求めていて。僕は自分の心が救われることを求めているから。
自分でもワガママだとは思うのだけど、「感情」と言うのは僕の住む世界そのものなので、どうしようもないのですね。今日も明日も感情に振り回されて生きていく。ありもしない「『心』の救い」を求めて。健常者の人たちに迷惑を掛けて生きていく。他人に迷惑を掛けても心は痛まない不思議。
いつか、自分の感情以外が大切になる日が来るのでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?