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ラルチザンパフューム ティーフォーツー


みなさん、こんにちは。aosagiです。
11月7日にネムの花をテーマにした香水の感想を書いてから一か月が経ちました。
早いものですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はファンの多いラルチザンパフュームのティーフォーツーを嗅いだ感想を書いていきたい。
中国紅茶の味わいと風味を再現した香りで、今の寒い時期につけるとこの香水の持つ魅力を発揮できる。

はじめにスパイシーなスパイスとシナモン(レンジで加熱したりんごにかけると美味しいですね♪)の香りとピリッとした生姜がくる。茶葉の香りは控えめだ。八角の独特の匂いや香辛料のあと引く辛さの主張が少し強めだ。
初めの印象では、インドでよく飲まれているチャイの味わいに近いような気がする。(こう感じるのは私だけかな?)
やがて、はちみつとバニラの甘みがほのかにやってくる。2つの甘みが合わさって香辛料の辛み、八角の刺激的な強い香りを和らげてくれる…。そして、茶葉が消えておらずしっかり香っているのがいい。
最後に、タバコとレザーを加えると中国紅茶の味わいと鼻から抜ける煙のような香りがしっかり再現されている。
暖かい部屋で一人でタバコを吸いながら考え事をしてる風景が浮かんできた。
アールグレイやダージリンのような華やかなものはないが、ほかの紅茶にない独特な風味が特徴的だ。

つける人によって香りの出方が異なる点が面白い。
たとえば、初めの段階でスパイスやタバコの煙たさが強く出た。お茶の香りは控えめのパターン。もう一つは、お茶の香りは強めに香り、スパイスの辛みが強く出てくるパターンがある。これこそが他の香水にない特徴で、嗅ぐ人の想像をかき立ててくれる存在だ。
グルマン系に分類される。だが、しつこい甘さでないためスパイス、ベルガモットの爽やかさを殺さず生かしているところが凄い。アジアンテイストのお茶の味と香りを香水で一から創造したと考えると、この香水に魅了される人が多いのではないでしょうか?

ティーフォーツーが、多くの人に支持されている理由がわかった気がします。この香水を作った調香師は本当に凄い。いい作品だと思う。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
aosagi

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